【重要】あなたの英語学習、根本的に間違っていませんか?

こんにちは。藤本です。

今回の投稿は、結構本質のところを書きます。

 

IELTSのスコアを伸ばせる人と伸ばせない人の本質的な違いです。

是非私が言おうとしていることを理解して欲しいなー、と思いながらなるべく詳しく書いていきます。

 

英語は暗記するもの

英語学習全般についての私の基本的な方針は

「覚える」

ということをかなり重視しています。

 

ところが、英語学習で「覚える」というのが受験英語のイメージがあるためか、敬遠されがちです。

受験英語は役に立たない、というイメージからひたすら暗記作業に否定的な意見も見られます。

 

また

「覚えるよりも慣れる」

とか

「覚えるよりも問題をこなす」

というスローガンをよく見ますし、それを真に受けて暗記を放棄している人も多いと感じています。

 

ところが、「覚える」ことから逃げる人はスコアも上がらないんですね。

残念ながら。

どれだけ問題をこなそうが、どれだけ海外に留学しようが、関係ありません。

覚えない人は伸びないんです。

残念ながら。

 

逆にスコアを伸ばす人は覚える努力を怠りません。

意識的ではないかもしれませんが、覚えようと努力しています。

 

ただし、、、

その覚え方にも2種類あるんですね。

 

2種類ある覚え方

1つは無味乾燥にただ覚える、ということ。

これこそが受験英語の弊害と呼ぶべきポイントです。

ただ歴史の年号を暗記するように、どこで使うか分からない、なぜ覚えるかも分からずに、ひたすら暗記する、という方法です。

 

これは、役立ちません。

時間が経てば忘れてしまいますし、IELTS本番ではこの暗記では問題を解くのに役立ちません。

 

受験勉強が役に立たない、丸暗記なんてダメだ、と批判する人は、こんな暗記作業をイメージしているのだと思います。

この批判はある意味正しいのです。

 

私が言いたいのはもう1つの暗記方法です。

 

それは、場面場面に応じて覚えたものがきちんと出てくるような形で覚える、ということです。

これが英語学習最大のポイントです。

 

そしてすごいスピードでスコアを上げる人は、意識的か無意識か分かりませんが、そういう覚え方をしているんです。

 

少し例を挙げて説明していきますね。

 

リーディングでは何をどのように覚えれば良いか?

例えばリーディングで、一度パッと見ただけでは理解できない構文があるとします。

 

He immigrated to the US 50 years ago, his offspring settling down in the place.

という文章の構文はすぐにわかるでしょうか?

特に後半のsettingって動名詞は何だ?というのがさらっと分かるかどうかがポイントですね。

 

慣れていない人だと

「この構文どうなっているんだ?」

「なんで50 years agoとhis offspringとがカンマでつながっているんだ?」

となるわけです。

そしてあーでもない、こーでもない、と行ったり来たりしてしまいます。

 

ところが、そんな人でも前半の

He immigrated to the US 50 years ago

は苦もなく理解できるわけですね。

これは、主語+述語という単純な構文が頭に入っているからです。

頭の中に入っている構文は、誰でもさらっと読めてしまいます。

 

ここで答え合わせです。

後半の

, his offspring settling down in the place.

は独立分詞構文です。

この構文の型がきっちり頭に入っている方なら、サクッと理解出来ます。

 

しかし、この独立分詞構文がよく分かっていないと、上記の通り同じ構文を行ったり来たりして時間を浪費してしまうか、適当な浅い理解で次に行ってしまいます。

 

「こんな複雑な構文なんて分からなくてもいい」

って思いますか?

 

残念でした(笑)

IELTSは良く出来ている試験なので、こういった

「勉強している人は理解できるけど、あまり勉強していない人は理解できない」

というところに限って、きっちり質問してきます(笑)

 

リスニングやリーディングなどのインプット系は、このように英文でよく使われる構文が頭に入っていればいるほど、一度で苦も無く理解できる確率が高まっていきます。

そしてそれに伴ってスコアも上がっていきます。

そのためには、とにかく色んな型の構文をしっかり理解して覚える、ということです。

 

ライティングでは何をどのように覚えれば良いか?

ライティングやスピーキングなどのアウトプット系はどうでしょう?

 

こちらはもっと顕著です。

先日「因果関係」についての構文12パターンをまとめました。

IELTSライティングTask2では必須!「因果関係」を示す構文12パターン
こんにちは。藤本です。 IELTSのライティングTask2は、論理的に文章を構築していく必要があります。 論理的というのは、 AだったらB、BだったらC、よってAだったらC という構造のことですね。 ...

 

この因果関係で「XするとYになる」という意味を英文にするのに、ある人は、無生物主語のパターンしか知らなかったとしましょう。

この場合、Xが簡単な条件なら何とか対応出来ます。

 

例えば「勉強すると成績が上がる」だったら

Study improves grade.

と言えるでしょう。

 

しかし、Xが少し複雑になるとどうでしょう。

例えば「彼が大学の間英語を勉強すると簡単に仕事が見つけられるだろう」だとどうなりますか?

無生物主語で対応するのはかなり大変ですね。

 

この場合は、従属節を使って表現した方がずっと簡単です。

If he masters English in his university, he will be able to find a job easily.

 

こういう切り替えができるかは、因果関係を表現するのに従属節ifやwhenが使える、というパターンを頭に入れているかで変わります。

頭に入れてないと出てこないですからね。

 

ライティングやスピーキングは、こういうことを表現したいときに、こういう構文パターンがある、というのをあらかじめ覚えておく必要があります。

例えば、因果関係だったら、「無生物主語の構文」と「従属節を使う構文」がある、みたいな感じですね。

その場で思い付いて書くのではないんです。

 

もしかすると上級者は「覚えている」という感覚はなくて、その場で英文を作っている感覚かもしれません。

でも、実は見たことも聞いたこともない構文をその場で作るということは誰もやっていないんです。

ネイティブも含めて、以前使ったことある、どこかで見たことある、そういう構文を組み合わせて表現しているんですね。

 

そう考えると、いかに使える表現を頭の中に入れておき、いつでも使える状態にしておくか、が大事だということが分かると思います。

このような暗記法を私は以前「逆引き暗記法」としてご紹介しました。

IELTSライティングでスコアを出す人はこれをやっている「逆引き暗記法」
こんにちは。藤本です。 本日はIELTSライティングのお話です。 私はよく 「ライティングは暗記科目」 ということを言っていて、講座の受講生にもがっつりと表現を覚えてもらいます。 そのと...

 

こんな感じで、暗記というのは、使うということを意識して行っていくんですね。

 

英語学習を根本的に変える

英語学習で暗記することの重要性、ご理解いただけたでしょうか?

もし理解できたなら、今日から「見るだけ」「解くだけ」「慣れるだけ」という学習にさよならしましょう。

 

「覚えなくても慣れたら読めるようになる」

というのははっきり言って幻想です。

「頑張れば、その場の思いついたことをその場で英文にしてしゃべれるようになる」

というのも間違いです。

 

そして暗記するにしても「闇雲に覚えるだけ」という方法は意味がありません。

「使うことを想定しながら覚える」という学習スタイルに切り替えてくださいね。

 

複雑な構文を一度で理解するのも、表現したいことを最適な形で英文にするのも、全部頭の中に知識があって、それが引っ張り出せる状態になっているからできることなんです。

繰り返しますが、このことが英語学習で一番大事なことだと思います。

是非、それを意識してみて下さいね。