これやっちゃダメ、IELTS対策でNGな行為6選 

こんにちは。藤本です。

人は「これは絶対やっちゃダメ」と言われるとついやってしまいたくなるものですね。

私もずっしり重い千両箱を渡されて

「この中身を見るなよ、見るなよ、絶対見るなよ」

と言われたらその言いつけを守る自信はありません(笑)

でもやってしまった後のリスクが大きいと分かっている場合は、もちろんやっちゃダメですね。

・太陽を望遠鏡で見るな
・高速道路で逆走するな
・誘拐が多発する国で一人旅するな

ぐらいは、誰でも自殺行為であることが分かるので、それは避けますよね。

IELTS対策にもやってしまうと時間の浪費という意味で、とてもマイナスが大きくなる行為があります。

ということで、本日はIELTS対策の中でも

「短期で卒業するためにこれをやってはいけない」

という行為を6つ挙げてみたいと思います。

賢明なあなたは守ってくださいね。

では順に説明します。

1.次の受験時期を決めていない

受験時期を決めないということは、受験までの残り時間が分からないということです。

これは色んな意味で損失で、いつ何をすれば良いかも決まりませんし、決めたとしてもやるべきことを後回しにしがちになります。

とにかく早めに次の受験時期を決めてしまいましょう

 

「準備出来てから受験する」

のではなく、

「受験時期を決めて、それに向けて準備する」

が正しい考え方です。

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2.学習計画を作っていない

通常の社会人の場合、1か月あれば学習に使える時間はおよそ100時間です。

この100時間をどの対策に分配するかで、成果は大きく変わってきます。

しかし、その場その場でやることを決めるようなミクロな視点だと絶対に100時間を最適に配分することができません。

試験2週間前になって、

「あれが出来ていない」
「これもやる必要がある」

と焦ることになります。

次の受験までの期間に、あらかじめ何をいつやるかを明確に計画しておきましょう。

試験まで残り1か月の場合の計画の作り方はこちらの動画を参考にしてみて下さい。

3.暗記作業を夜にしている

暗記作業は圧倒的に朝やった方が効率的です。

個人的な感覚的ですが、夜2時間使って覚えた分量は、朝であれば1時間ぐらいで覚えられます。

だから夜眠気と戦いながら2時間頑張るのと、朝1時間頑張るのは同じ成果だと考えましょう。

だったら朝型にして、1時間多く眠る方が効率的にも精神的にもいいですよね。

夜はあまり暗記をしなくても済む作業、例えば、学習計画を立てたり、メモした内容をノートにまとめる作業など、そういったことに使いましょう。

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4.公式問題集を一度解いたきりにしている

IELTSのリスニングとリーディングの対策は公式問題集があれば十分です。

でもこの公式問題集は1度解いて終わっている人が大半だと思います。

これはもったいないです。

公式問題集は使い倒すべきです。

リスニングであれば、トライアル、シャドーイング、傾向の研究など、多様な使い道があります。

リーディングであれば、目的を変えて4回読む4度読みが有効です。

どちらも量よりも学習の質が重要です。

詳細はこちらの動画でもしゃべっていますので、参考にしてみて下さい。

5.添削を受けっぱなしにしている

ライティング対策の難しさは、自分では間違いや減点されている箇所に気付けない、ということです。

そこで、間違いや減点箇所に気付くために添削が必要になります。

ただ添削は、結果が戻された後、一通り読んで理解した後はそれっきりにしている人が多いです。

これはとてももったいない。

添削で指摘された箇所は、

「自分では正しいと思っていたのに 実は間違えている」

という貴重なサンプル集になっています。

これをノートにまとめて、何度も見直すことで、同じミスを減らすことが出来ます。

「何度も見直す」がポイントです。

「一度理解したら今後は二度と間違えない」

とは思わない方が良いです。

指摘されて、理解したと思ったことの多くは残念ながら3日後には忘れています。

長期的に記憶を定着させる方法は、繰り返し繰り返し、見直すことしかありません。

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6.漠然と英会話を続けている

スピーキング対策として、英会話のサービスを利用する人は多いと思いますが、何の目的もなく続けていませんか?

スピーキングは、1語1語頭の中で文章を作るのではなく、決まったフレーズを覚えて、必要な場面で、そのフレーズを組み合わせて発言する、という感覚が有効です。

だから、会話をする前に、フレーズを準備する、そのフレーズを覚える、という作業が必要です。

そして、実際にそのフレーズが使える場面がやってきたら、そのフレーズを使ってみるのです。

もし間違いを指摘されたら覚えたフレーズをアップデートして、また覚え直して、次の機会に使ってみます。

英会話のようなサービスはこのような確認作業の場として使うのが最も効果的です。

フレーズの準備や暗記をせずに、英会話だけを続けていてもなかなか成果は出ないです。

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いかがでしたでしょうか?

当てはまるものが1つでもあれば、すぐに改めてみて下さいね。