こんにちは。藤本です。
最近、私がスコア5.5だったら、3か月で6.5を獲得するために何をするか、という連載をしています。
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さて、前回第3話で単語と文法の強化の話をしました。
今回は2週目に何をするかを書いてみます。
最後の受験まで残り11週間。
まず2週間目の勉強方針です。
この1週間のメインのターゲット:単語力の強化とリーディング実践の開始
リスニング勉強方針:毎日集中して聞くことを習慣化する
リーディング勉強方針:単語力強化と過去問研究開始
ライティング勉強方針:手をつけない
スピーキング勉強方針:ネタの準備
1週目と同じく、優先度を明確にします。
ライティングは手をつけません。
では具体的な方法を見ていきます。
1.単語力の強化(平日3日間×3時間)
1週目で、最初の1000単語を一度暗記しました。
2週目では、次の500単語を暗記していきます。
覚え方は前回と同じ方法で、1日2時間、200単語のペースで覚えていきます。

残り500単語ですから、月~水の3日間で終わりますね。
とりあえず、ここまでで、ターゲットとしていた1500単語の暗記が出来上がりました。
2.リスニング多聴(毎日×30分)
リスニングは、第1週に引き続き、多聴を継続します。
週末も含めて毎日、1日30分リスニングを行います。
前回とポイントは同じで、「聞き流し」をしないことです。
2週目に入り、慣れてくるのもあって、徐々に集中力が下がってきます。
そうならないように、構文を聞き取ることに意識を向けて、集中力を保つようにします。
3.スピーキングのネタ準備(平日2日間×3時間)
さて、単語の暗記は平日の3日で終了しますので、残った2日間は、スピーキングのネタの準備に使います。
スピーキングは、出題される問題がある程度決まっています。
そして、何をしゃべるかによって、英語の難易度が大きく異なります。
なるべくなら、しゃべりやすい内容を準備すべきなのです。
内容を準備すると言っても、いきなり英文のスクリプトを準備するのはなかなか時間がかかりますので、まずは日本語でよいので、「ネタ」だけを決めておきます。
例えば旅行について聞かれるなら、どの旅行について話をするかを決めておくという感じです。
1日目はPart1のネタを決めていきます。
出題される質問リストは、参考書やインターネットにあるリストを参考にして準備していきます。
例えば以下にリストが載っています。
IELTS Speaking Part 1 Topics & Questions
IELTS Speaking Questions & Topics for Part One
2日目はPart2のネタ決めです。
IELTS Speaking Part2 Topics & Questions
IELTS Speaking Topics & Questions: Part 2
それぞれ3時間づつ使って、電車の中と家でリストアップしていきます。
全設問でなくても、Part1、Part2、それぞれで50問ずつぐらい準備出来ればOKです。
その際に、いくつもの質問に対して同じネタでしゃべれるような使いまわしができるネタを準備すると、準備するネタの数を減らせてよいです。
以下の記事を参考にしてみてください。

Part3は質問が多岐に及ぶので、とりあえずこの段階では優先度を下げます。
4.リーディング過去問実践(週末1日×3時間)
2週目の週末は、リーディングの過去問を読むことに使います。
1冊の過去問には4回分のテスト問題が収録されており、アカデミックモジュールの場合、1回のテストの中には3つのパッセージがあります。
この週末に使うのは、そのうちの1つのパッセージだけです。
このパッセージを4回ほど、「目的を変えて」読んでいきます。
1回目:初見の問題を試験本番と同様の気持ちで解く
2回目:(すべての単語を調べてわかる状態にしたうえで)全センテンスの構造を確認する目的で読む
3回目:パラグラフの構造を確認する目的で読む
4回目:2度読みをしない目的で読む
詳細はこちらの記事をご覧ください。

この4度読みを、1パッセージについて実施します。
まじめにやれば3時間以上かかる作業になります。
これは一気にやりたい作業なので、週末で長い時間が取れるときにこそ実施したい内容です。
2週目から徐々にやるべき内容が増えてきましたね。
前回書いた通り、週1日ぐらいなら計画がずれても何とか週末でリカバリーできますが、週2日ズレたら、この計画は達成できません。
予定外のお誘いも週1回までにとどめるようにして、この3か月は乗り切りましょう。
では次回は3週目の勉強について書いてみたいと思います。
続きは以下からどうぞ。
