こんにちは。藤本です。
前回から、私がスコア5.5だったら、3か月で6.5を獲得するために何をするか、という連載をしています。
さて、前回お話しした主人公の立場に私がなったとしましょう。
今回は、その立場になった初日にすることを書いてみたいと思います。
3か月で1.0上げるためのマインドセット
まず、マインドセットとして大事なのが、
「同じことをやっていたら同じ結果になる」
ということです。
この主人公は、ここまで4か月勉強して、オーバーオール5.5.
受験は2回で、過去問を解いても同じぐらいのスコアということで、現在ある意味停滞期に入っていると考えます。
例えば、5.5で停滞期しているというのは、5.5用の勉強をしているということです。
このまま同じ勉強をしていていつか6.0が取れるということはありません。
もう1つ持っておきたいマインドセットは
「残り3か月しかないのだから、出来ることはすべてやる」
ということです。
3か月といっても、実際に勉強に使える時間はとても少ないです。
平日が1日あたり3時間、週末が1日あたり5時間使えると仮定すると、3か月間に使える勉強時間は
平日3時間×5日+週末5時間×2日×4週間×3か月=300時間
となります。
この300時間の使い方で、5.5のままになることもあり得るし、6.5になることもあるわけです。
ただ楽をしていては絶対に6.5には届きません。
この300時間を目いっぱい使っていくためには、
「出来ることはすべてやる」
という心構えが必要です。
この2つのマインドセットをもって、一気に勉強のペースを変えます。
目標スコアの確認
では具体的な話に入っていきましょう。
最初に目指すべき目標スコアをイメージしておきましょう。
現在のスコアが
リスニング5.5
リーディング6.0
ライティング5.0
スピーキング5.5
オーバーオール5.5
ですから、ここからオーバーオール6.5に持っていくには
リスニング6.0
リーディング7.0
ライティング6.0
スピーキング6.0
オーバーオール6.5
とするのがイメージしやすいスコアバランスです。
リスニング6.0は40問中23問正解、リーディング7.0は40問中30問正解の水準です。
ライティング6.0は、英文の基本的なフォーマットを守ったうえで、最初から最後まで一通り読んで流れが分かる文章が書ける水準です。
そしてスピーキング6.0は、多少流暢さはなくとも、センテンスレベルである程度の英文がしゃべれるレベルです。
ここが目指すべきポイントになります。
受験の予約
次に受験日の予約をします。
受験日の間隔は、目標スコアまでの距離が遠い場合は、頻度を低く、距離が近づいてきたら頻度を上げていきます。
今回の場合は、現時点のスコアと目標スコアとの距離が1.0ありますので、本来はじっくり取り組みたいところですが、3か月後に目指さなければならないので、2回の受験を予定します。
1回目を1か月半後、2回目を3か月後に設定します。
そして、残席の余裕があるうちに予約してしまいます。
試験の予約を後回しにするのは避けた方が良いです。
時期が近づくと、どうしても
「まだ準備出来ていない」
という不安に襲われがちになり、ついつい受験日を後ろ倒しにしてしまいます。
3か月の期間で後ろ倒しすると、受験回数を1回に減らすということにもなりかねませんので、ここは最初のうちに予約してしまいます。
そしてその予約日に合わせて、勉強を進め、体調を整えていくようにします。
環境整備
続いて、これから3か月間、可能な限り勉強に集中するための環境を整備します。
ここでも
「これまでと同じことをしない」
「出来ることはすべてやる」
というマインドで行います。
家の環境整備
勉強に関していえば家で行うのがメインになると思います。
この家の時間を、IELTS第一で過ごすために出来る環境整備があります。
例えば、机の周りを片付けること。
机の周りに読みかけの本が置いてあったり、スマホがあってしょっちゅうメッセージが届く状態で、集中して勉強をすることはできないです。
机の上は、勉強に必要なもの以外は一切片付けるようにします。
また、一緒に過ごしている家族の理解も重要です。
3か月間とにかくIELTSを第一にして過ごすためには、家族にそのことを伝えて協力してもらう必要があります。
勉強中は勉強に集中できるように静かにしてもらうとか、家事の分担を考えるとかですね。
通勤の環境
この主人公は通勤が片道1時間ありますから、往復で2時間通勤に使っていることになります。
この2時間を使わない手はありません。
従って、この時間に出来る勉強は必ずできるように準備をしておきます。
電車で通勤中に出来る勉強と言えば、単語の復習、リスニング、文法の復習などがありますが、今回は主にリスニングに使うことにします。
従って、通勤中にリスニング音源が聞けるようにスマホにリスニング用音源を入れておきます。
スマホにうまく入れられない場合は、別途MP3プレーヤーなどを準備しておきます。
リスニング音源は、とりあえずIELTS過去問の音源を入れておきます。
音源の中で無音の箇所などはあらかじめカットしておきます。
Audacityなど、無料で音源を加工できるソフトはたくさんありますので、それらをダウンロードして、英語がしゃべられている箇所だけの音源を作っておきます。
とりあえず過去問1冊分、これを初日に作っておきます。
そしてうるさい電車の中でも音がクリアに聞こえるように、雑音をシャットアウトできるイヤホンを準備します。
それらを外出時には常に携帯するようにします。
仕事の環境
1日の大半を過ごす会社でもIELTSの勉強をするための環境整備は必要です。
たとえば、上司をマネジメントすること。
気まぐれにどんどん仕事を渡してくるような上司の元では、計画的なIELTSの勉強なんてできません。
ここでも、やるべきことはすべてやります。
もし理解のある上司だったら、IELTSを受験すること、そしてその先にある目標のことを伝えましょう。
仕事はこれまで通りきっちりやることを伝え、そのうえで、仕事の依頼などはなるべく早めに伝えてもらうようにします。
理解のある上司なら、そのことを伝えるだけでも、多少仕事の配分について気にしてくれるようになり、自分の勉強が計画通りに進めやすくなります。
理解がない上司の場合も、嘘でもいいので、別の言い訳を作って、なるべく勉強する家に戻る時間を早くできるようにします。
とにかく何もアクションを起こさず、受け身でいるのが一番良くないです。
ほとんどの場合、今目の前の仕事よりも、一生を変える留学や、その準備としてのIELTS対策の方が、長期的に見たら優先度は高いので、そのつもりで、なるべく仕事の量や想定外の依頼を抑える工夫をしていきましょう。
以上が、心を入れ替えてIELTSの勉強を再スタートする場合、初日に行うべきことです。
たくさんあるように感じるかもしれませんが、やる気があれば普通にできることです。
この初日は一切、英語の勉強は含まれていませんが、英語の勉強そのものよりも、それを進めていくための環境整備が実は重要ということです。
是非このことを意識して、良いスタートダッシュを切ってみましょう。
では次回は最初の1週間の過ごし方を書いてみます。
続きは以下からどうぞ。