こんにちは。藤本です。
この週末は娘の小学校での運動会でした。
毎年思いますが、海外には運動会というものが無いそうで、日本人が強みとする団結力とか、団体行動とかが養われる運動会って良いイベントだなあと思います。
さて、運動会と言えば、最近ちょっとしたニュースになっている組体操のピラミッド。
娘の学校でも6段のピラミッドを作っていました。
安全であることがもちろん第一ですが、でも間近で見るとすごい感動を覚えました。
頑張ってる感じが伝わるからでしょうかね。
私が子供の時ももちろん運動会でピラミッドはやってました。
今みたいに高くはないけど、4段か5段くらいだったですかね。
で、私は記憶がある限り常に一番下の段でした。
体は大きくなかったですが、力がある方だったので。
この一番下ってキツイんですよね。膝に小石が食い込んで。肩にもかなりの重さがあって。
でも自分が崩れたら上にいる全員が崩れるってのが分かってるから、歯を食いしばって頑張れるんですよ。
この責任感っていうのが、ピラミッドで最下段をやることの大きな学びだったように思います。
もしピラミッドを作る機会があったら(滅多に無いと思いますが)、無責任なヤツは最下段に配置しちゃダメですよ。
だって、痛さや重さからすぐ逃げるようなヤツが最下段の中に一人でもいたら、ピラミッドなんて簡単に崩れますからね。
このブログはIELTSの勉強法について書いていますが、IELTSの勉強もピラミッドを組み立てるようなものだと思うんです。
最下段が基礎です。
単語とか文法とか。あるいは、毎日ちゃんと勉強する習慣とか。
地味だけど、すべてを支える役割がここにはあります。
ここをいい加減にしていると、その上に積み重なった重さに耐えられなくなります。
そして1段目がグラグラしてたら、その上に構築したものなんてあっという間に崩れてしまいます。
テクニカルな試験対策は派手だし目を引きやすい。
でもそれらは上の段の話。
それらが役立つのは基礎あってこそなんですよね。
だからまずはしっかりと最下段の基礎を固めていきましょう。
それでは、また。