ライティングで単複のミスを減らす方法

こんにちは。藤本です。

ダイエット企画も20日目を迎えました。

ここまで体重はマイナス4.7キロ減です。

この10日でマイナス1.1キロだからちょっとペースが落ちてますね。

停滞期に向かっているのか分かりませんが、ここで止めたら今までの努力が無駄になるので、淡々と筋トレ+有酸素+食事制限を継続していきます。

目標はこんなところじゃないので。

 

・・と言ってますが、実は・・・

すでに私の思考回路は、運動しない日があったり、決まった食事以外のものを口にするとものすごく罪悪感を感じるようになってしまっています。

だから最初のころのように「継続しよう」と頑張らなくても、勝手に体が目標に向けて行動してくれているという状態です。

 

継続とは恐ろしいもので、既に潜在意識にダイエットの行動が刷り込まれてしまったんでしょうね。

本当に潜在意識を自分の目的のために使うことは強力だと思います。

 

さて、先週末に募集したIELTS対策講座の新たな生徒さんたちとのレッスンが、先週から続々と開始されています。

皆さんそれぞれIELTS卒業後の目標をお持ちで、そこに向けてアシスト出来たらなと思っています。

 

今回の生徒さんたちは基礎的な力はお持ちの方が多くて、そしてまじめに取り組んで頂いている方が多いので、私としてはレッスンが進めやすいのですが、ほとんどの方に共通している意識が薄い箇所があります。

それは「単数 VS. 複数」の意識です。

 

ライティングの場合、可算名詞は必ず「冠詞+単数形」か「複数形」になります。

可算名詞として使われている限りは無冠詞単数形はありません。

また、主語が単数なら述語も現在形である限りは単数形(いわゆる三単現のsをつける)になります。

 

リーディングでも、単数形なのか、複数形なのかでその名詞や代名詞が何を指しているかが分かる場面があります。

そしてそこを見逃すと解釈を間違えてしまう場面も。

 

この単複の概念は、ほとんどの方は知識としては知っています。

だから言われたら普通に修正したり、意識することはできます。

なのに、いつも間違ったり見逃したりしてしまう。

日本語では単複の概念がそれほど厳密ではないので、英文でも最初は皆さん意識が薄いと思います。

私も最初はそうでした。

 

しかし、ある程度単複に意識を置いて英文に触れ続けていると、可算名詞が無冠詞単数形になっているのが気持ち悪く感じるようになります。

代名詞theyが使われているときは、theyが指す内容は複数名詞だけであることを意識して探すようになります。

こうなると単複のミスや単複の見逃しはずっと減ってきます。

 

これも恐らく、ダイエットと同じで継続し続けるとそうなるのだと思います。

私の場合、年間で多分500本ぐらいのエッセイを添削していると思います。

そのうち7-8割には、単複関連のミスが含まれています。

ほぼ毎日単複の間違い探しをしているようなものです。

こうなると単複の判断は、潜在意識に刷り込まれてしまい、おかしな英文には体が勝手に反応してしまう感じですね。

 

日本語で例を示しましょう。

「私は鳥が空を飛んでいるのが見えた」

この文章、何となく気持ち悪くないですか?

 

日本語では通常、「~が見えた」という文章には「私は」という主語が入りません。

「鳥が空を飛んでいるのが見えた」

なら違和感ないですね。

もしくは

「私は鳥が空を飛んでいるのを見た」

でも問題ないです。

 

これって同様の文章を何度も何度も見たり使ったりしてきた結果です。

日本語として正しい言い回しが潜在意識に入っているので、間違った日本語には体が勝手に反応するんですね。

 

今回取り上げた英文の単複の意識も同様です。

そのことを意識して何度も繰り返せば、必ず単複の違いは気付けるようになります。

とにかく、意識をして継続、繰り返し、です。

頑張りましょう。