ライティング対策のちょっとしたコツ

こんにちは。藤本です。

本日はもっともリクエストの多いライティングのお話です。

特に6.0以下で低迷している方にお勧めの方法です。

 

ライティングってIELTS最難関と言われるだけあって、対策に時間がかかりますよね。

特に大変なのが文法です。

 

自分は文法は大丈夫って思っていますか?

でも、もし文法が問題なければ、6.5以上はほぼ安定して獲れていると思います。

だからライティング6.5以上で安定していない、という場合は、何らか文法の課題を持っていると考えるべきです。

 

ここの対策に本腰を入れるというのは、ライティング対策でも特に有効です。

例えば5.5~6.0ぐらいのスコアで低迷している方は

・時制の選択
・冠詞の選択
・比較級の記載
・受動態の記載
・不定詞の記載
・関係詞の使い方
・分詞構文の使い方

などは「何となく」というレベルでしか理解していない方が多いです。

だからいつも感覚で書いていて、ルールに抵触して、減点されてしまっているんですね。

 

でもこういった文法の勉強って、文法書を開いてもかなり分量があるし、なかなかやる気が起きないと思います。

そこでお勧めするのが、とにかく1分野だけ、1分野だけで良いからその分野については専門家レベルになる、という勉強法です。

 

例えば、

・時制の選択

について、まず1週間かけて徹底して研究してみるんです。

1週間は時制についてしか勉強しません。

その代わりに文法書にある「時制」の項目は隅から隅まで目を通して理解します。

勉強しながら自分なりの理解をノートに書いてまとめていきましょう。

そして、色んな英文を「時制」についてのみ注目して読みまくるんです。

他の項目は無視です。
とにかく時制について1週間深く研究してみるんです。

そして1週間経つとどうなるでしょう?

 

「時制の世界は深い」っていう人もいるかもしれませんが、少なくともIELTSで必要なレベルであれば、1週間それだけに特化すれば完全攻略出来ます。

それこそ人に教えられるレベルになります。

そうするともはや時制の選択を間違うことはありません。

 

添削を受けて、

「いつも指摘されるけどよく分からんなー」

って思っているのであれば、一度思い切って時間を投入して完全理解してみるんです。

そのまま「よく分からん」という状態を放置するよりもずっと効果が見えやすいですよ。

 

そしてここで

「他の分野は知らんけど時制についてだけはもはや間違わない」

といった自信を持つことが大事なんです。

その自信が次の分野を攻略するときのエンジンになります。

 

時制がうまくいけば次の1週間はまた別の分野に絞って時間投入します。

例えば、「冠詞」の分野も1週間かけて徹底してみる。

冠詞の世界も確かに深いですが、原則を覚えるぐらいならあっという間です。

 

本気でやってみれば

「何だそれぐらいのことか」

と思えるレベルです。

 

いつまでも「分からんなー」と放置しておくのと、思い切って一度、完全理解してしまうのではその後の気分も変わってきますよね。

それが終われば比較級
次に受動態
次に不定詞
次に関係詞
次に分詞構文・・・

こんな感じで1分野ずつ専門家になっていきましょう。

ここまで来れば文法はかなり強固になります。
少なくとも5.5レベルは脱します。

 

どうでしょうか?

ここまで文法に対して徹底して向き合ったことはあったでしょうか?

でもこれが着実にライティングをスコアアップさせる効率的な方法です。

 

ライティングのスコアが低迷している方は是非試してみて下さいね。