出来ないことを無かったことにしていないか

こんにちは。藤本です。

 

先日、レッスンの中である生徒さんから

「なぜ藤本さんは、IELTSを教えることをビジネスにしたのですか?」

という質問を頂きました。

 

その時に答えたのが

「人生で、英語のスコアメイクほど自分の思い通りに行かなかったことがなかったからです」

という答えでした。

 

最終的にビジネスを選んだ過程は、他にもいくつかの要素があったのですが、でも「英語のスコアメイクが人生で一番苦労したこと」というのは偽らざる気持ちです。

 

私に限らず、英語の習得が、人生で一番レベルで苦労しているという人はいると思います。

 

そこで中には

「出来ないことだから、最初から無かったことにする」

という人もいるかもしれません。

つまり、IELTSが大変だから、もう当初の目標は諦めて忘れてしまう、ということですね。

 

「出来ないものを、要らないものにすり替えてしまう」というのは、ある意味、人間の防衛本能だと思います。

目標があっても、出来ない自分が惨めだから、努力するのが辛いから。

だから、より楽な方法として、目標自体を無かったことにしてしまう。

 

しかし、目標を無かったことにする行為を許容していれば、やがて、何の目標も達成できない人間になってしまいます。

つまり、未来に向けて成長する自分は死んでしまう、ということです。

だから、「大変なことを無かったことにする」という思考は絶対に自分の中で許してはならないのです。

最後まで、そこは踏み越えてはならないラインです。

 

 

IELTSの勉強は人によっては、そのくらいの覚悟を必要とするものです。

でも、その分、それを乗り越えたときには、必ず人生レベルの大きな展開が開けることでしょう。

そんな決断と前進を私はこれからも支援し続けていきたいと思います。