こんにちは。藤本です。
先日トロントにメジャーリーガーの大谷選手がやってきたので、観戦しに行ってきました。
日本人の観戦者も多かったですが、そうでない人も大谷選手に注目している様子がよく分かりました。
海外で注目されるほど活躍するというのは本当に素晴らしいことですね。
目次
大谷選手の目標達成シート
その大谷選手は高校1年のときに、72の項目から成る目標達成シートを作ったことが知られています。
出典:スポーツニッポン
真ん中に「ドラ1 8球団」という最終目標が記載されており、その周辺に8つのコア項目、さらにその周辺に8つの表があり、それぞれコア項目を中心にして、より詳細な8つのサブ項目に展開されています。
コア項目8個と、サブ項目64個で、合計で72個の項目になります。
特に野球選手にありがちな技術面だけを項目として書き出すのではなく、「人間性」「運」といったソフト面も取り上げているところも注目されています。
技術面だけを考えるよりバランスも良いし、今の大谷選手の人気を作っている素地になっていると思います。
IELTSで置き換えて考えてみると
このシートは、野球だけでなく、他のあらゆる目標を目指す場合に応用できます。
実際に作ってみると72個も項目を作るのは大変ですが、納得するものが出来れば、目標に向けた強力な指標になると思います。
そこで、今回は、IELTS6.5を目指す場合を想定して、この72個の項目を考えてみました。
この72項目は、私がIELTS6.5を目指すとしたら、という話なので、人によっては異なる項目になるかもしれません。
しかし、1つの参考にはなるのではないかと思います。
今後、何回かに分けて、説明していきたいと思います。
では最初に中心にある8つのコア項目から見てみましょう。
8つのコア項目
大谷選手に倣ってソフト面の項目を入れています。
もっともこのブログを読んでくださっている方はこのことは納得頂けていると思います。
私が英語の技術的なところ以前に、メンタルとか環境とかにかなり重点を置いていることは。
ということもあって、割と素直にこの8項目が出てきました。
では順に見ていきますね。
まずはセクション別の項目に分解しています。
コア項目1 リスニング6.5獲得
IELTSオーバーオール6.5を目指すには、比較的スコアを稼ぎやすいリスニングで6.5を獲得することが最初の項目になります。
コア項目2 リーディング6.5獲得
続いてリーディングです。リスニングと同様にスコアを稼ぎやすいセクションなので、リーディングも6.5獲得が目標です。
コア項目3 ライティング6.0獲得
ライティングはIELTS4セクションの中では最もスコアが獲りにくいですが、それでも6.0であれば、しっかりした対策を立てれば十分達成可能です。
コア項目4 スピーキング6.0獲得
スピーキングもスコアが出にくいセクションですが、それでも基礎が出来上がれば6.0は獲得可能なので、そこを目標にします。
さて、ここからがソフト面での項目になります。
コア項目5 強いメンタル
まずはメンタルの話です。
このブログの読者にはお馴染みの項目だと思います。
IELTSは短くても数か月以上の取り組みになるので、モチベーションを保ち続け、目標に向かい続ける強いメンタルが必要になります。
コア項目6 学習環境整備
こちらもブログで時折取り上げる項目です。
学習環境が整ったうえで、勉強すれば学習効率は数倍に上がります。
そのための環境整備についての項目になります。
コア環境7 勝負強さ
「勝負強さ」というキーワードを書いたのはこのブログでは初めてかもしれません。
しかし、4時間ほどで結果が決まるIELTSは勝負強い人の方が圧倒的に有利です。
そしてその勝負強さはある程度意識して鍛えることができます。
コア環境8 心身の健康
学習に集中するためには心身の健康がベースです。
健康はあると当たり前のようですが、失うとその大事さに気づきます。
ということで、最後のコア項目は健康をテーマとします。
最後に
ということで、今回はまず中心となる8つのコア項目を挙げてみました。
今後、それぞれのコア項目を中心にさらに具体的な項目に展開していきたいと思います。
最終的には下の項目が埋まります。
では、次回は最初のコア項目「リスニング6.5獲得」のためのサブ項目について説明してみたいと思います。