こんにちは。藤本です。
ここのところ、私がスコア5.5だったら、3か月で6.5を獲得するために何をするか、という連載をしています。
今回は第8話です。
第1話から見たい人はこちらからどうぞ↓

さて、前回までで対策開始後6週間の過ごし方を書いてきました。
すでに1回目の受験を終え、最後の受験まで残り6週間です。
1回目の受験で一旦ピークを迎えて、その後は、気が緩みがちですが、泣いても笑っても残り6週間です。
もう一度この3か月の初日に確認したマインドセットを思い出しましょう。
何だったか覚えていますか?
忘れた方はこちらの記事から↓

そう、
「これまでと同じことをしない」
「出来ることはすべてやる」
の2つでしたね。
ここで気を抜いたら低迷していたあの頃に後戻りです。
もうあの時期に戻りたくなければ、ここで歯を食いしばって頑張りましょう。
では今回は、7週間目の過ごし方を書いてみます。
ではまず、7週目の勉強方針です。
この1週間のメインのターゲット:シャドーイングの実践
リスニング勉強方針:100%シャドーイングの実践と毎日の多聴
リーディング勉強方針:単語力維持と過去問研究
ライティング勉強方針:ライティングノートの作成
スピーキング勉強方針:スクリプトの録音
この1週間でのメインターゲットは、3週間目、5週間目に実施したのと同じ100%シャドーイングです。
それ以外の要素も、残り6週間を見越しての計画ですので、しっかりとこなしていきましょう。
では具体的に見ていきます。
目次
1.100%シャドーイングの実施(平日5日間×1時間)
この1週間のメインはシャドーイングです。
3週目、5週目で行ったのと同じ方法で100%シャドーイングを実施します。
とにかく100%再現することを目指します。
平日5日間の自宅での勉強時間1時間を、このシャドーイングに充てます。
2.リスニングの多聴(毎日×30分)
リスニングの多聴は後半も相変わらず続けていきます。
とにかく1日も休まないように。
この後半からは、多聴の音源は少しレベルアップしていきます。
ここまでは、過去問の音源やNHKのワールドニュースを使ってきましたが、もし十分に聞き取れるようになっていたとしたら、BBCのニュースに切り替えていきます。
いつものように、主語、述語、目的語の骨格をしっかり捉えるように聞いていきます。
毎日30分、平日は朝の駅の待ち時間や徒歩の移動時間を使います。
3.単語の維持(平日5日間×30分)
第6週はお休みしていましたが、今週から単語の維持作業を復活させます。
すでに何周もしていると思いますので、自信がない単語に絞って効率を高めていきます。
平日に毎日30分、朝電車に乗っている時間を使って実施していきます。
4.ライティングノートの作成(平日5日×30分)
5週目までにライティングノートを作ってきましたね。
この週の平日は、帰りの通勤時間を中心に、ライティングノートに追記をしていきます。
普段からライティングノートを持ち歩いて、リーディングの文章でも、リスニングのスクリプトでも、良いと思った表現は貪欲に覚えていきましょう。
5.リーディング過去問実践(週末1日×3時間)
週末は、5週目までやってきたリーディングの過去問の4度読みを実施していきます。
覚えていますかね?
1回目:初見の問題を解く
2回目:単語を完全に調べた後、全センテンスの構文を理解しながら読む
3回目:パラグラフの構造を理解しながら読む
4回目:絶対に二度読みしない意識で読む
そんな感じですね。
1つのパッセージを3時間かけて4度読みしていきます。
6.スピーキング録音(週末1日×2時間)
この作業はこれまでになかった作業ですね。
スピーキングというのは、自分で頭の中で思っている発音と、実際に相手に聞き取られている発音とにギャップがあります。
これを意識することが、発音を改善する1つの方法です。
もし自分のしゃべる英語を聞いたことがなければ、一度録音してみます。
自分の英語を客観的に聞くという経験は、面倒だし、ちょっと恥ずかしいですが、意外な発見がよくあります。
ということで、一度スクリプトを自分でしゃべっている様子を録音して聞いてみます。
何度もやる必要はありませんが、週末に2時間ほどかけて、自分のスピーキングのクセや課題などが発見します。
ということで、7週目の勉強は以上です。
1つ1つ集中して、丁寧に実施していきましょう。
では次回は、一気に8週目から11週目までの勉強法を書いていきたいと思います。
続きは以下からどうぞ。
