こんにちは。藤本です。
IELTSのライティングは、難しいです。
たとえ、文法的に完全な文章であっても、違和感ある言い回しや、不自然な単語選択は評価が下がります。
では、違和感とか、不自然さとかは、どうやって無くしていけば良いのでしょうか?
私達はノンネイティブなので、感覚的に「違和感がある」とか「不自然さ」を感じ取ることは出来ません。
それをチェックする方法は、ずばり、どこかで同じ表現が使われているかを確認するしかありません。
基本的には、必ずどこかで見たことある言い回しだけを使うようにすることです。
実は、私も、未だに必ずどこかで見たことある文章しか書きません。
解答例を書くときも、添削をして修正をするときも、基本的には、どこかで見たことある文章を使います。
どうしても、自分の中にあるバリエーションで表現出来ない場合は、調べて、どこかで同じ表現が使われていることを確認します。
自分でオリジナルの文章を作るというのは、それぐらい危険なことなのです。
オリジナルの文章を作ると、どこかで違和感ある言い回しだったり、不自然な表現が入っています。
それを修正するには、既に誰かが使っている表現を使うしかない、ということです。
こういうと、とても窮屈な感じがするかもしれませんが、IELTSの問題に限って言えば、一定以上の文章バリエーションが頭に入っていれば、十分それらだけを使って表現していくことも可能になります。
結局、ライティングはインプットの量で決まるというわけです。
ライティングにはオリジナリティは全く求められていません。
ありきたりの表現で、ありきたりの論理展開が出来ればそれで良い、ということです。