こんにちは。藤本です。
IELTS対策の中で、どうしても避けられないのが、単語を覚えるという作業ですね。
そして、これまでもこのブログでは、色々単語の覚え方はお伝えしてきました。
まず基本はこちら

そして、覚えにくいものはこんな感じで。


が、それらを試してもどうしても覚えられない単語というのはあったりしますね。
今日はそういった単語の覚え方です。
語源も見た、画像検索も試してみた。
でもどうしても覚えられない単語については、以下大きく2つの原因があるのではないかと思います。
まず覚えられない単語の1つ目のパターンとして、その単語に添えられた日本語訳があまりに意味不明、というパターンがあります。
そんな日本語はこれまでの人生で使ったことがない、という日本語訳がついている単語があります。
こんな日本語訳がついている単語は、覚えようと思っても覚えられるはずがありません。
例えば頻出単語の1つに
shrub
という単語がありますが、これは日本語で「低木」という訳がついています。
しかし、日常生活の中で「低木」という単語を使う機会は、庭いじりが趣味の人とか、植物の専門家以外では、まずないと思います。
なので、「低木」という訳を見ても覚えられないんですよね。
そんなときは、もう少し具体的なイメージを考えてみます。
低い木ということで、例えば「ツツジ」の木とか、「サザンカ」の木とか。
「ああ、そういうものか」
と頭の中に絵が浮かんだら、その単語は格段に覚えやすくなります。
もう1つのパターンは、日本語訳の意味は分かるけど、抽象的過ぎて、どんな場面で使うのかが想像できない場合です。
これも例を挙げると
condemn
という単語は、「激しく非難する」「糾弾する」の意味があります。
が、単語だけを見ても、どういう場面で使うのかのイメージができなければ覚えられません。
じゃあどんな場面でcondemnを使うかというと、こんなシーンです。
詐欺をしていた企業の社長が、その悪事が発覚して、マスコミに激しく責任を問われるシーン
パワハラ上司が、会議で、部下に対して、ものすごく厳しく責任を問うシーン
妻が浮気が発覚した夫を激しく罵倒するシーン
こんなシーンを思い浮かべてもらえると良いでしょう。
それぞれ
マスコミが詐欺会社の社長をcondemnする
パラハラ上司が部下をcondemnする
妻が浮気発覚の夫をcondemnする
という言い回しで覚えてしまえば覚えられますね。
単語も「言葉」ですから、最後は、具体的なイメージが頭の中で浮かぶかが重要です。
appleと言ったら、赤い果物が頭の中に浮かびますよね。
それくらい具体的なイメージや利用シーンが浮かぶようになったら覚えられますよ。