ゼロから6.5を目指すシリーズ⑧ リーディングのトレーニング

book-1176256_640

こんにちは。藤本です。

「ゼロからOA6.5を目指す」シリーズの8回目です。

このシリーズではTOEIC400点レベルからIELTS6.5に持っていくまでのプロセスを書いています。

前回はリーディングのポイントを大きく2つ、細かく6つお話をしました。

今回はその具体的なトレーニングの話です。

 

リーディングのトレーニングは、単語以外は、基本的にIELTS公式問題集を使います。

いや、使い倒します。

どう使い倒すかというと、1つの問題につき、4回読みます。

しかし、ただ4回読むのではなく、4回ともテーマを決めて読みます。

 

まず1回目は普通に問題を解きます。

当然、初めて見る文章、問題で、分からない箇所があると思いますが、その状態であっても解いていく練習です。

本番を模擬体験するのが、この1回目の目的です。

「初めて見る」という状態はこの1回目しか出来ませんので、なるべく本番に近い環境で気合いを入れて解いていきます。

だから当然時間も測ります。

時間内に全問解き終わらなかったら、どこまで時間内で行けたかをチェックした上で、時間を延長して最後まで解きます。

そして、全て終わったら時間内で何問くらい正解して、時間を延長したら何問くらい正解したかを記録しておきましょう。

それが、その時点でのあなたの実力です。

そして、どの設問の根拠がどこにあったかを確認しておきましょう。

確認する際、分からない単語があれば、全て調べておきます。

2回目以降の読み込みを行う際は、全単語が分かっている状態で行いたいので、知らない単語は全部調べておいてください。

 

そして、2回目は、本文の全センテンスを理解することだけを目的に読んでいきます。

意味を理解しようとしなくて良いです。

機械的に全センテンスの主語と述語を見つけてチェックを入れながら読みます。

このときになるべく返り読みをしないように一発で構文を取る練習をします。

一発で構文が取れなかったセンテンスは、自分にとって苦手な構文ですからノートに写すなりしてまとめておきましょう。

 

3回目はトピックセンテンスを取る練習です。

各パラグラフごとにトピックセンテンスを見つけながら、そしてトピックセンテンス以外のセンテンスが、どのようにトピックセンテンスと関連しているのかを考えながら読んでいきます。

1つのセンテンスを読み終わるごとに「これはトピックセンテンスか?そうでなければトピックセンテンスとの関係はどのような関係か?」を自問自答しながら読んでいくイメージです。

 

4回目は、再び1回目のように問題を解いていきながら本文を読んでいきます。

このときに、1つルールを設定します。

何があっても本文を二度読みしないで全設問を解いていきます。

ここまでで単語も、センテンスの構造も、パラグラフのトピックセンテンスも、理解できているはずだし、全設問の根拠の箇所も分かっているはずなので、読んだり解いたりするのは、楽勝で出来ると思います。

ただ絶対に本文を二度読みだけはしない、ということは守ってください。

当然設問を読む順番も考えながらやってくださいね。

二度読みを強制的に無くすトレーニングです。

 

単語力強化とこの4度読みを公式問題集3冊分くらいやれば、勝手にリーディングは6.5を越えるようになると思います。

根気は要ると思いますが、色々な参考書に手を出すよりは効率良いです。

では、今日はここまでに致します。

次回はライティングの話をします。

 

 

~今日のメールセミナー感想~

「襟を正して再度スコアアップに向け取り組まないといけないと感じました」

藤本様

非常にためになるメールセミナーありがとうございました。

特に、目標設定に関しては自身もざっくりとした目標・計画を考えていたため、襟を正して再度スコアアップに向け取り組まないといけないと感じました。

私は私費MBA留学を目指しております。
ほぼ底辺からのスタートから9回目のチャレンジでなんとかIELTS6.0を獲得し、7.0を獲得すべく日々対策を行っております。

最後にこのメールを勧めたい人ですが、私としては私費留学を検討している人に特に紹介したいと思います。
私費留学というと資金的なビハインドを持っているように思えますが、時間的拘束に欠け、スコアップの計画面においては甘さが出てしまうのではないかと考えるからです。

無駄なお金と時間の投資を避ける為にも、このメールを読み、ギアを上げて効果的な勉強に打ち込めればと思います。
(上記、当方にも言い聞かせておりますが・・・)

以上 ありがとうございました。

(一部抜粋)

 

時間を有効に使いたい方はこちらからどうぞ。

※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。

それでは、また。