こんにちは。藤本です。
私がかつて会社員で仕事をしていた頃の話です。
当時、私は常に複数のプロジェクトに関わるという仕事のやり方をしていました。
そのとき関わるプロジェクトの数にはちょうど心地よい数というものがありました。
例えば、私にとっては3つのプロジェクトを同時並行で行うというのが、一番心地よい、快適な数でした。
それ以下では、1つにどっぷり浸かり過ぎて頭が活性化しない感じがしていましたし、4つ以上になると慌ただしくなってきて、集中する時間が少なくなる、という感じでした。
しかし、全部自分でコントロールできるわけでもないし、贅沢も言っていられないので、必ずしも常にその快適な数が保てていたわけではありません。
むしろ、それ以外の状態の方が圧倒的に多かったです。
一番多いときで、同時に9つのプロジェクトに関わっていたこともあります。
そのときに感じた事があります。
人間、やるべきことが多くなってくると無駄に不安感が高まるんだなー、と。
つまり、頭の中で、
「あれもこれもやらなければならない」
「えーっと、最初にやるべきことは何だっけ?」
「あの締め切りはいつだったっけ?」
という自問自答が常に繰り返される状態になってしまい、常にそのことに頭の何割かを使っている状態になってしまうんです。
そうすると、常に心が不安な状態になってしまいます。
これは仕事に集中するという観点からはあまりよくない状態です。
この状態を解消する方法は簡単です。
やるべきタスクを紙に書き出すことです。
やるべきことを紙に書き出すだけで、優先順位が明確になって、覚えておかなくてよいことが明確になります。
今でも、私はやるべき仕事やタスクが複数出てくると、必ず紙に書き出します。
余計な不安を持って集中力を削がれるのが嫌なんですね。
IELTSの対策は、少なくとも4つのタスクがありますね。
リスニング対策、リーディング対策、ライティング対策、スピーキング対策。
4つあるというだけで不安になる人もいると思います。
リスニング対策をしていても、
「リーディング対策はしなくてもいいのだろうか?」
「スピーキング対策が全然できていない、どうしよう」
という不安に駆られると思います。
これを解消するには、しっかりとやるべきタスクを紙に書き出して、計画を立てるということです。
そうすることによって、今週は、リスニング対策をメインにしているけど、来週になればライティング対策に時間をとってあるから今は焦らなくて良い、というように自分を安心させることができます。
学習計画を立てるには、こういった自分の精神状態を安定させる効果もあります。
勉強というのは、安定した精神状態があって、初めて集中し、身につけることができます。
学習計画を作っていない人は、この機会に是非作ってみてくださいね。
それでは、また。