こんにちは。藤本です。
IELTSの結果は受験の2週間後にウェブ上で発表されます。
この発表はドキドキしますね。
留学していたときの成績発表に似ています。
私がいた大学では期末試験を終えた10日後くらいに、そのクォーターの成績が一斉にウェブで発表されます。
この時間が毎回ドキドキものでした。
で、IELTSの成績発表を見て、ショックを受ける人、安堵する人、喜ぶ人、色々だと思いますが、思ったほどスコアが出ずに落ち込んだ人に向けて書いてみたいと思います。
まず受験回数10回未満の方。
大丈夫です。落ち込む必要はありません。
落ち込むのは10回失敗してからでいいです。(笑)
2-3回の受験で落ち込んでいる方、私の受験履歴をご覧ください。
まだまだです(笑)
落ち込む時間があったら何が課題かを徹底的に分析してください。
そして同じ過ちをしないよう次の試験に向けて準備してください。
落ち込むのではなく、次へのエネルギーに変えてください。
受験回数10回以上の方、さすがに落ち込む気持ちは少し理解できます。
環境のせいにしたり、自分の根本的な語学能力のせいにしたりしたくなります。
でも低迷しているのには必ず原因があります。
10回以上同じスコアで低迷している場合、次の2つの可能性を考えてください。
1つ目は同じスコアでも中身は変わってないかということです。
例えば4セクションの平均が5.75の切り上げでオーバーオール6.0だったのが、6.125の切下げでオーバーオール6.0になっている場合、オーバーオールのスコアこそ変わってないが、その中身は良くなっているわけです。
この場合、自信を持ってください。今あなたの英語力の質が変わっている大事な時期です。
ダイエットでも最初簡単に落ちますがやがて低迷期が来ます。ここで体質が変わっていると言われます。でもこの低迷期を乗り切れず諦めてしまう人が本当に多いわけです。
あとわずかです。ここで脱落することなく、次のチャレンジでその壁を破る気持ちで取り組んで下さい。
もう1つの可能性は何かが根本的に間違っている可能性です。
スコアが全く動かない人、むしろ下がっている人など、この原因を疑ってみてください。
・基礎力(単語・文法)がないままテクニックに走ってないか?
・構文の理解をいつも曖昧なまま済ませていないか?
・好きな分野ばかりを勉強し、苦手な分野から逃げていないか?
・明確な根拠がないまま何となくの感覚で答えていないか?
・練習問題で間違った問題の分析が徹底できているか?
・間違った問題をメモにして何度も見直ししているか?
・勉強するときに圧倒的な集中力で勉強できているか?
・勉強時間が圧倒的に足らないのではないか?
・試験本番に向けたコンディショニング作りに意識が向いているか?
これらの優先づけが間違っていたり、徹底度合が低いとある地点からさっぱり伸びなくなります。
人間はなかなか自己否定が出来ないので、これらの間違いは自分ではなかなか気付きにくいですが、結果が出ていないということは何か原因があるはずなので、厳しく自分を見つめ直してみてください。
どっちにしても落ち込んでいる暇はないですよ。落ち込むだけだと何も次を生み出しません。次の一手を打って下さい。
そしてさっさとIELTSは卒業して次のステージに進みましょう。
最後までありがとうございました。