こんにちは。藤本です。
IELTSの勉強をしていると、
「あー、時間がもっと欲しい」
と思うことはありませんか?
こんなとき
「寝る間を惜しんで頑張る」
という言葉がある通り、つい睡眠時間を削る方向に向かいがちです。
そして実際にそれで結果を出す人もいます。
私の人生の中で、これまで
「ある目標のために1日3時間睡眠で1年間頑張った」
という方に2人だけ出会ったことがあります。
しかし、このアプローチは普通の方はマネすべきではありません。
これは私自身の経験でもあるのですが、留学前に英語の勉強をしていたときに、
「今日からは夜3時まで毎日勉強しよう」
と決めたことがあって、そのときは必ず夜3時まで勉強することを自分に課していました。
結果は全然伸びなかったです(涙)
何せ眠いので、ものすごく効率が悪いのです。
眠気と戦う方法も色々研究しました。
・物を食べてたら眠くならない・・
・立ってたら眠くならない・・
・眠くならない薬があるらしい・・
少々怪しい情報も含めて、できる範囲で試しましたが、眠気には勝てませんでした。
結局、十分な睡眠時間を確保する以外に根本的に眠気に勝つ方法はありません。
そして睡眠不足は必ずどこかにしわ寄せが来ます。
だからどんなに忙しい人にも私は
「睡眠時間を削れ」
とは決してアドバイスしません。
その代わり、睡眠以外のあらゆる時間を削って時間を作る、というのは正しいアプローチだと思います。
そこで本日は睡眠時間を削る以外で時間を作る3つの方法、というテーマで書いてみます。
時間を作る3つの方法
1.仕事をサボるためにはどうするかを考える
まず1つ目は、多くの人たちの「忙しい」の元凶である仕事を減らすことです。
いきなりそれですか!
って感じですが、社会人の場合、起きている時間のうち、一番時間を取るのが仕事なので、これを削ることが、時間を作るには最も効率的です。
「仕事をサボる」と言えば聞こえが悪いかもしれませんが、これも私がいつも言っているように、
・目の前に与えられた仕事
・IELTS
どちらが今後の自分の人生にとってより大事か、ということを考えれば、多くの場合、IELTSの方が今後の人生に影響することが分かると思います。
だから仕事とIELTSならIELTSが優先、という考え方は自然なのです。
と言っても身勝手に休んだりサボったりするのも難しいです。
仕事には仕事の人間関係がありますし、ひょっとしたら将来、職場の人に推薦状を書いてもらう必要もあったりしますからね。
だから、出来る限り円滑に人間関係は保ちながらでも可能な限り仕事はサボります。
・人に振れる仕事は極力振る
・上司に話をして理解してもらう
・メールの文面などコピー出来るものはすべてコピーにしてゼロから作らなければならない仕事を減らす
・何時に帰ると決めたらそれ以降の仕事は断る、または翌日に持ち越す
・昼間眠くなったらトイレの個室に20分こもって単語帳を開く
・なるべく午後に外出予定を入れて可能な限り直帰する
これらはすべて会社員時代の私がやっていたことです。
今は在宅勤務の場合も多いでしょうから、もっとやりやすいと思ます。
最初から
「仕事をサボるなんてムリ、、」
と考えるのではなく、逆に
「何とか仕事をサボるために出来ることはないか」
という逆転の発想で考えると良いと思います。
2.朝型にする
朝型にしたら時間が増えるのか?
と思うかもしれませんが増えます。
時間が増える、というよりも出来ることが増える、という感じですね。
経験則上、夜の2時間の勉強と、朝の1時間の勉強はだいたい同じくらいの効果があります。
朝の方が頭の回転がよく、特に暗記系については断然朝の方がはかどります。
朝は静かだし、邪魔も入らずに集中しやすいです。
であれば、朝型にして、勉強時間を短くして、その分、長く寝た方が健康的ですね。
朝起きられない人もいると思いますが、それは結局寝るのが遅いからです。
夜10時に寝れば嫌でも朝5時にはぱっちり目が覚めますよ。
例えば子育て中の方など、お子さんの寝かしつけで自分もウトウトした後に、また起きて頑張るよりはそのまま寝て、朝やった方が効率的です。
3.YouTube、SNS、テレビを禁止にする
多分、1日の時間を何に使っているかで円グラフを書くとメディアに接している時間ってかなり長いと思います。
これをゼロにすると、相当時間が出来ます。
現代社会において、これらを完全に禁ずるのはなかなか難しいかもしれません。
であればルールを作って制限するしかないですね。
1週間のうち決まった曜日だけ使うとか、朝起きたとき10分だけ使うとか、そういう具合に、使用時間の上限を設けてうまく付き合っていきましょう。
昔、私の先輩でメールは決まった時間しか見ない、という人がいました。
その方は朝型人間でもあったので、毎朝3時とか4時頃にメールの返信が来ます。
忙しい方でしたが、時間の使い方を良く知っていた人でした。
ということで時間を作る3つの方法でした。
いかがでしょうか?
ご自身に当てはめてみて効果が大きそうなところからまずは取り組んでみると良いですよ。