IELTSライティングTask2で一貫性が上がる2つの言葉

こんにちは。藤本です。

本日はIELTSライティングにおけるロジックのお話です。

ご存じの通り、IELTSライティングは単に英語力だけを見られているのではなく、設問への合致度や一貫性など、英語以外の要素を評価されます。

しかし、ライティングの添削をしていると、特にTask2でロジックの一貫性に問題がある、というケースはよく見かけます。

そこで、本日はその原因と簡単な対処法を2つほどお伝えします。

 

1.When, Ifを使う

ロジック上で最もよく見られる問題が

「論理が飛躍している」

というケースです。

特に因果関係を示す場合に、その前提条件に当たる情報を一切書いていないことがよくあります。

例えば

「環境問題を解決するためには自分の国の問題を解決することが優先か、各国が足並みを揃えることが優先か?」

という設問だったときに

「各国で足並みを揃えた方がメリットが大きい」

という立場で書くとしましょう。

このときにいきなり

「国境をまたがる問題に対処できる」

みたいなメリットの書き方をしないということです。

このメリットには重要な前提条件があって、それが

「各国で足並みを揃えたら」

という前提条件です。

この前提条件をしっかり書いてあげましょう。

文の流れによってはこの前提条件を省略しても伝わる場合がありますが、省略してしまうと本当に前後の文脈がよく分からないケースもあります。

そして、このような前提条件を記載するのにとても有効なのがwhen, ifを使った従属節です。

私自身もTask2を書くときは、when節、if節はかなり多用します。

以前ブログでも書いたのですが、

3つの構文だけを使ってIELTSライティングTask2を書いてみた
こんにちは。藤本です。 今回はちょっと大胆な話をしてみます。 IELTSライティングTask2は、3つの構文だけを覚えておけばよい、という話です。 もちろん、それ以外の構文も必要になるシーンもあるでしょうが...

この例文の中だけでも何とwhen節、if節が6回も出ています

ライティング講座などで使っている解答例を見ても、when, ifは使いまくりです(笑)

半面、スコアが低い方の添削を見ると、この従属節の出番がかなり少ないです。

Task2でサポーティングアイデアを説明する場所では、全ての文章で従属節を使う、ぐらいの感覚でも良いと思います。

 

2.This+抽象名詞を使う

もう1つ私がよく使う表現の1つに、

This+抽象名詞

があります。

ロジックが弱い方は、このthis+抽象名詞も苦手な方が多いです。

因果関係を示すロジックの中で、その前の文章で出てきた内容を代名詞を使って指したい場合がよくあります。

このときにitとかtheyを使うと、代名詞が指す内容が2つ以上候補があって、何を指すか曖昧になるケースがあります。

例えば

The government should amend the law to make it easier for citizens to invest.
(政府は市民が投資をしやすくなるように法律を改正すべきである)

という文章のあとに

It can stimulate the economy.
(それが経済を活性化させ得る)

という文章をつなげた場合、このitが指す候補は

・the government
・the law
・一文目全体

という3つあります。

ここでは文脈的に「一文目全体」を指したいわけです。
でもitではやや曖昧になります。

このときに便利なのが、this+抽象名詞、です。
これを使うと、ロジックが非常にクリアになります。

ここでは、itの代わりに

This approach

という表現を使ってみましょう。

This approach can stimulate the economy.

これなら確実に前の文章全体を指す表現になるわけですね。

加えて、このapproachという抽象名詞を使うことは、語彙力のアピールにもなります。

 

このように前の名詞や文章全体をthis+抽象名詞、で書き換えることは一貫性という意味でも、語彙力という意味でもプラスになります。

this+抽象名詞は、いくつかストックを持っておくと便利です。

例えば

this trend
this event
this factor
this perspective
this idea
this policy
this system
this approach
this development

などなど。

ということで、今回は一貫性を高めるための2つの表現について書いてみました。

これらの表現を積極的に使って、一貫性を高めるように工夫してみて下さいね。