3つの構文だけを使ってIELTSライティングTask2を書いてみた

こんにちは。藤本です。

今回はちょっと大胆な話をしてみます。

IELTSライティングTask2は、3つの構文だけを覚えておけばよい、という話です。

 

もちろん、それ以外の構文も必要になるシーンもあるでしょうが、Task2で使う構文の大半はこの3つで出来ている、というのは間違いないです。

 

では、その3つは何かというと

1.意見を説明する表現
2.事実を説明する表現
3.因果関係を説明する表現

の3つです。

この3つさえ、しっかり使えるようになれば、Task2の問題はある程度記載することが可能です。

 

では順に見ていきましょう。

 

1.意見を説明する表現

この表現はTask2では、主にIntroductionとConclusionで使う表現で、場合によってはBodyのトピックセンテンスでも使うことがあります。

大きく

①自分の意見を述べる表現
②他人の意見を述べる表現

の2つがあります。

それぞれを見ていきます。

 

①自分の意見を述べる表現

自分の意見は

I agree with the idea that government should introduce computers to school.

のようにIを主語にして主張を述べる述語(agree, argue, believeなど)を使うのが基本です。

 

主語にIを使わずに自分の意見を表現する

It seems to me that government should introduce computers to school.

In my opinion,government should introduce computers to school.

と言った表現もあるので、この3つぐらいを覚えておくと良いでしょう。

 

②他人の意見を述べる表現

他人の意見は

Some people argue that government should introduce computers to school.

のように他人を表すSome peopleを主語にした後に自分の意見と同じく主張を述べる述語を使って表現します。

 

この基本の構文を受動態にした

It is argued that government should introduce computers to school.

などの表現も覚えておくと良いでしょう。

 

2.事実を説明する表現

この表現は、主にBodyで使う表現で、特に議論の始まりに使うことが多いです。

同じ理由でIntroductionの文頭に使うケースもあります。

 

事実を説明する表現はたくさんありますが、大きく

①be動詞を使った第2文型の表現
②there is構文を使った表現
③その他の表現

に分けることが出来ます。

 

①be動詞を使った第2文型の表現

例えば、利点と欠点を挙げる問題では

The first advantage is that computers in school are useful for studying.

The second disadvantage is the cost of computers.

のようにbe動詞を使った第2文型の構文で、1つ目の~は、2つ目の~は、のような表現をするのが基本です。

 

②there is構文を使った表現

例や証拠を挙げるときによく使う

There are some cases in which the introduction of computers improved students’ performance.

といったthere is構文もよく使われます。

 

③その他の表現

事実を示す表現はbe動詞を使った第2文型やthere is構文以外にも数多くあります。

それ以外は体系化が難しいので、ここでは「その他」としておきます。

例えば

Computers need careful maintenance.

とか

More computers are used in society.

のような表現があります。

 

3.因果関係を説明する表現

この構文は一番複雑ですが、Task2においては一番重要で、この構文がしっかり使えるかが、Task2のスコアを左右すると言っても良いでしょう。

因果関係が明確に表現できないと、内容が論理的に感じません。

 

様々なパターンがありますが、今回はよく使う4つのパターンを挙げてみます。

①従属節+主節
②副詞句+主節
③無生物主語
④節+接続副詞+節

 

この4つ以外のパターンもあるので詳しくはこちらを見て下さい。

IELTSライティングTask2では必須!「因果関係」を示す構文12パターン
こんにちは。藤本です。 IELTSのライティングTask2は、論理的に文章を構築していく必要があります。 論理的というのは、 AだったらB、BだったらC、よってAだったらC という構造のことですね。 ...

 

①従属節+主節の表現

因果関係を示す従属接続詞(when, if, since, because, asなど)を使って因果関係を表現します。

因果の「因」に当たる部分を句ではなく節で表現できるので、一番書きやすい書き方です。

When government introduces computers to school, there are some benefits.

 

②副詞句+主節の表現

因果関係を示す副詞句(with ~, by -ing, due to, because ofなど)を使って因果関係を表現します。

因果の「因」に当たる部分を句で表現しなければならないので、注意して書かないと意味が伝わりにくくなります。

With the introduction of computers, students can learn efficiently.

 

③無生物主語の表現

因果関係を示す述語(lead to, cause, result in, bring about, help, encourageなど)を使って因果関係を表現します。

因果の「因」に当たる部分が主語になるため、②と同様に句で表現しなければならず、注意して書かないと意味が伝わりにくくなります。

The introduction of computers can encourage students to study more efficiently.

 

④節+接続副詞+節の表現

①と似ていますが、接続詞ではなく、因果関係を示す接続副詞(thus, then, thereforeなど)を使って因果関係を表現します。

接続詞ではないので、センテンスは副詞の前で一旦終わってピリオドにする必要があります。

接続副詞を接続詞と同様に2つの文章をつなぐ形で使ってしまう文法ミスが多いので注意が必要です。

Students need to use computers. Therefore, they can acquire computer skill.

 

この中で一番素直でミスなく書きやすいのが「①従属節+主節」なのですが、なぜかこの構文よりも「③無生物主語」を使って文法・単語選択などのミスをしてしまったり、従属節を書かずに主節だけを書いてしまって、論理が飛躍してしまう人が多いので気をつけましょう。

 

実際に3つの構文だけを使ってTask2を書いてみる

では、これら3つの構文だけを使って、Task2を書いてみましょう。

例示のため、分かりやすい構文だけを使ってみますね。

 

テーマは「政府は学校にコンピュータを導入すべきである。どの程度賛成か反対か」です。

全センテンスが3つの構文で出来ていることが分かるように色付けをします。

1.意見を説明する表現
2.事実を説明する表現
3.因果関係を説明する表現

 

Some people argue that government should introduce computers to school.(1-②他人の意見) I agree to a certain extent with this view.(1-①自分の意見) While there may be some drawbacks with this policy,(2-②there is構文を使った事実) it seems to me that it is more likely to have beneficial impacts.(1-①自分の意見)

On the one hand, when the government should introduce computers to school,(3-①従属節を使った因果関係) there are some drawbacks temporarily.(2-②there is構文を使った事実) The first disadvantage is the cost of computers.(2-①be動詞を使った事実) If government purchases computers that all schools need, it would cost significantly.(3-①従属節を使った因果関係) This policy can be a burden on the government’s budget.(3-③無生物主語を使った因果関係) The second disadvantage is that before the government introduces computers, teachers have to learn how to use computers.(2-①be動詞を使った事実) Since computers are complex and delicate machines, inappropriate use often breaks computers.(3-①従属節を使った因果関係) Thus, teachers need to master how to fix such problems in advance.(3-④接続副詞を使った因果関係)

On the other hand, when computers are introduced in school,(3-①従属節を使った因果関係) there are more benefits from the long-term perspective.(2-②there is構文を使った事実) Firstly, computers in school are useful for studying.(2-①be動詞を使った事実) If students can use computers in class, they can look up what was unclear in class.(3-①従属節を使った因果関係)  In fact, there are some cases in which(2-②there is構文を使った事実) computer implementation has improved students’ performance.(3-③無生物主語を使った因果関係) Secondly, exposure to computers in school can help students’ future.(3-③無生物主語を使った因果関係)  Most jobs now require computers.(2-③その他の構文を使った事実) If students acquire computer skill in school, it can be an asset for students in the future.(3-①従属節を使った因果関係)

In conclusion, while it is true that there are some concerns over the introduction of computers to school in the short term,(2-②there is構文を使った事実) in my opinion, the advantages of this policy outweigh the disadvantages,(1-①自分の意見) when considering that the advantages of this policy have long-term benefits for students.(3-③無生物主語を使った因果関係)

(267words)

 

いかがでしたでしょうか?

3つ構文だけで十分Task2は対応できることが分かると思います。

そしてBodyは事実と因果関係を交互に使っている様子も分かると思います。

 

イメージで書くと

Aが事実である ⇒ AだったらBである ⇒ よってBも事実である

というロジックで記載しているわけですね。

この2段階目の「AだったらBである」の部分が因果関係の構文の役割、ということになります。

 

まとめ

ということで、今日は少し大胆に3つの構文だけでTask2は書ける、という話をしてみました。

参考になれば幸いです。