スピーキングのコツ、それは主語にある!

こんにちは。藤本です。

スピーキングで、思ったように英語が口から出てこないというのは、ほとんどの人の悩みだと思います。

言いたいことがあるのにとっさに英文が頭の中で作れない、みたいな。

私も特に留学前、そういった傾向が強かったのです。

 

が、留学中に少しコツがつかめました。

私の場合、主語が決まると、その後の表現は比較的出てきやすいというコツをつかんだのが大きかったです。

 

例えば「そのとき、あなたは何をしていたのか?」と聞かれたときに「英語の勉強です」と言いたかったとします。

このときに日本語では「英語の勉強」と言っても問題ないですね。

日本語では主語を省略することが多いですし、主語よりも目的語が前に出てくることが多い言語なので、いきなり「英語」という名詞が出てきても文章が成立するわけです。

 

しかし、英語で

English

という名詞を先に発言してしまうと、その後に文章が続かなくなります。

 

この場合

I studied English.

とか

What I did was studying English.

など、日本語で最初に出てくる単語である「English」以外の「主語」を説明しなければ英語の文章になりませんね。

 

このように日本語ネイティブにとって、英語がスラスラ出てこない要素として、主語がさっと出てこない、というのは案外大きな要素なのではと思います。

逆に言うと、主語さえ決まれば、あとは割と簡単に後ろの文章が出てくるのです。

 

IELTSのスピーキングの設問はWhat、When、Who、Where、Why、Howといった5W1Hで聞かれることが多いですね。

なので、その5W1Hごとにどのような主語で話し始めるのかのパターンを決めておけば、かなりスピーキングがしゃべりやすくなります。

 

例えば

Who was there? そこに誰がいたのか?

と聞かれたら

The person who was there was Taro. そこにいたのは太郎だ

のようにThe person whoから話を始めると良いですね。

 

こんなパターンをいくつか持っておくと、スピーキングでの文章が作りやすくなりますよ。

スピーキングの準備をするときには少し気にしておくと良いと思います。