こんにちは。藤本です。
今日はスピーキングの話です。
スピーキングはPart1からPart3まで分かれます。
Part1:自分自身についての簡単な質問
Part2:2分間スピーチ
Part3:ディスカッション
このうち、Part1は一番簡単です。
素直な質問が多いからです。
Part2やPart3は、ひねくれた質問(というよりは、そんなこと考えたこともないという質問)がときどき出ます。
これに比べるとPart1は仕事や学校について、住んでいる場所についてなど誰でも答えられる質問です。
同時に、試験官にとっては受験者の第一印象が決まる箇所でもありますので、出来る限りスラスラ答えて、とりあえず全く出来ないわけではない、という印象を持ってもらいたいところです。
そのためには想定問答集を作っておきます。
Part1はどんなことが聞かれるか予測できるからこそ、想定問答を準備しておく効果が一番大きいわけです。
その準備の中でのポイントはYesとかNoだけで終わらせないことです。
「あなたは学生ですか?働いてますか?」と聞かれたときに、「働いてます。」だけでプツっと答えを終わらすと、何とも言えない会話の途切れ感が残ります。
そうではなくて、どんな仕事をしているのか、あまり一般的でない仕事であれば、簡単に説明を加えます。
試験官によっては「Interesting」という反応を返してくれることもあります。
こうして相手の反応も分かると自分も安心して、リラックスして次の質問に答えることができるというメリットもあります。
またPart1で聞かれるような質問は、留学したり、移住してからでも散々聞かれる質問になりますので、その準備としても意味があります。
特にスピーキングのPart1は事前準備が必要という話でした。
最後までありがとうございました。