こんにちは。藤本です。
IELTSスコアの上がり方にはあるパターンがあります。
ゼロからスタートの場合は、勉強を始めると、最初は順調に上がることが多いです。
しかし、どこかで伸びが止まる瞬間が来ます。
これをその時点での限界点と呼ぶことにします。
しかし、その限界点を打ち破ってブレイクスルーが起きると、1つレベルが上がって伸びる時期が来ます。
そしてまた次の限界点がやってきます。
そして、それを再び打ち破ったときにまたブレイクスルーが起きます。
つまりIELTSのスコアは、伸びては壁にぶつかり、伸びては壁にぶつかるの繰り返しで伸びていきます。
一次関数的に、勉強した量に比例して真っ直ぐスコアは伸びないということです。
その限界点がどこにあるかは人によって違います。
したがって、スコアを伸ばしていくにあたっては2つのポイントが重要になってきます。
それは
1.限界点がどのくらい高いか
2.限界を打ち破れる力があるかどうか
の2つです。
もし、限界点より必要スコアが低い人は、限界にぶつかることなく、すぐゴールできます。
逆に、限界点より必要スコアが高い人は、必ず限界点にぶつかるときがきます。
だから勉強を開始した頃は順調に伸びると思いますが、そこで油断しちゃダメです。
そのうち壁が来ると思っておいた方が良いです。
では限界の高さは何で決まるのか?
これは勉強の仕方を知っているかどうか、が1つの大きなポイントです。
大学受験とか、資格試験とかの勉強をたくさんされた方の方がその点は慣れています。
例えば、暗記の仕方は知っている人の方が多くの単語を覚えられます。
テキストから読み取る力がある人の方が同じ時間でより多くの情報を得られます。
そうした勉強の仕方を知っている人は、良い教材に恵まれると、自力である程度まで上げられます。
しかし、そうした勉強の仕方を知っている人でも通常、IELTS6.5ぐらいで一旦スコア上昇が止まります。
これが限界点です。
もし勉強の仕方を十分に理解出来ていない人は、その前の6.0とか5.5で限界が来ます。
この辺りがIELTS6.5や7.0を目指す場合の難しさです。
次に必要なのが限界の超え方を知っているか、ということです。
自分の限界を越える、というのも1つのスキルだと思います。
限界を越えるのに圧倒的に有利な人は英語が好きな人です。
好きな人は、苦労をあまり苦労とも思えないので、割と簡単に限界を突破していきます。
好きでない、あるいは目標のための手段として英語を勉強している方にとっては、この限界を越える、というのがなかなか厄介です。
しかし、英語が好きでなくても、音楽とかスポーツとかビジネスとかで限界を越える経験を多くしてきた人は、限界の超え方を知っている人が多いです。
修羅場をくぐった数だけ強いですね。
逆に与えられたものを順調にこなせてきた人は、その限界の超え方がなかなか分からないのかもしれません。
私はどちらかというとそういうタイプだったので、この限界突破が出来ずに、なかなか伸びなかったんでしょうね。
限界を破るヒントは、他人がどれくらいのことをやっているか知ることです。
5.5で止まる人は5.5用の勉強をしていることが多いです。
6.0で止まる人は6.0用の勉強をしていることが多いです。
6.0用の勉強をしている人からすると、7.0用の勉強というのは
「そこまでやるか!」
「自分には考えもつかない徹底ぶりだ」
と感じるようなことです。
しかし、そのレベルの勉強をしている人が間近にいると、それにつられて、その人も次の次元の勉強が出来るようになります。
なので、あるスコアで上昇が止まってしまった方は、その壁を突破した人に話を聞くと良いです。
そして、「それは自分には無理だ」とか「自分には必要ない」とか「自分には合わない」と拒絶するのでなく、とにかくその内容を実施してみることです。
そうすることが限界突破のきっかけになります。
IELTSブースターパックには、そういった限界を越えるためのヒントがたくさん入っていますので、自分の限界を越えてみたい方は是非利用してみて下さいね。