こんにちは。藤本です。
前回に引き続き、IELTSから少し離れて、海外移住について書いてみたいと思います。
今日は私の日常について、少しご紹介します。
意外に日本と同じ
海外と言っても、都心に住んでいると、家の中は日本とあまり変わりません。
家族で住んでいれば、家の中は日本語だし、食事も日本食の食材が手に入るので、日本にいるときとあまり変わらないです。
家の作りで、日本と違うのは、玄関で土足を脱ぐ段差がないのと、風呂の洗い場がないくらいですかね。
仕事も、現地の会社などで仕事をするとそこで海外を感じると思いますが、私のように自宅で仕事をしていると、完全に日本にいるときと同じです。
仕事をしていて、今自分は日本にいない、ということを感じるのは、日本との時差を計算したり、スカイプを通じてカナダにはいないセミの鳴き声を聞くときくらいです。
では、何かのサービスを利用したり、手続きをするときはどうか。
当然、基本的には英語でのコミュニケーションになり、大変なこともありますが、意外に日本語で何とかなることも多いです。
家を借りるとき、契約はもちろん英語になりますが、その間に入ってくれるエージェントには日本人も何人かいるので、日本語で細かい所は確認できます。
車を入手したときのセールスの方も日本人でした。
仕事でお願いしている税理士さんも日本人です。
日本語が通じる病院も少ないですがありますし、緊急時には通訳に入ってもらうことも出来ます。
しかし、景色はまさしく外国・・
フランス在住の2ちゃんねる創設者のひろゆきさんが、海外在住の良さは「家の外に出たら海外」とおっしゃってましたが、確かに一歩家の外に出るとそんな感じですね。
住宅街で車を走らせるとこんな風景です。
こちらは、高い場所からの眺め。
緑が多いです。
海外ならではの感覚
やはり日本と距離がある分、何となく日本のことを客観的に捉えられる感じになります。
日本のニュースや情報もインターネットで見たり読んだりしますが、テレビや街の広告のように、受け身で受け取る情報がないので、世論とか雰囲気に影響されることなく、純粋に事実情報だけを受け取って、そこから自分の感覚で判断している感じがします。
こうした感覚って、一度海外に住んで身につけると持続するものだと思いますが、はやり物理的に海外にいると、客観性が保ちやすい感じがします。
海外ならではの教育
長女は移住した段階では小学生、そしてこの夏休みを挟んで、9月からは中学に通っています。
宿題などを手伝っていると、日本にはない教育がたくさんあることに気づきます。
特にプレゼンをする機会が多いことは良いことだなと思います。
クラスの係を決めるのも、それぞれがプレゼンをして、投票で決めるんですね。
落選すると、その期間、クラスでの係は何もない、という仕組みで、「自分の仕事を自分でつかみ取れ」というメッセージを感じます。
それから、これは少しIELTSにも関連することですが、IELTSのライティングで求められるような型にはまったライティングスタイルというのは、小学生から徹底してトレーニングされています。
イントロダクションから入って、ポジションを書いて、サポート意見を書いて、コンクルージョンを書いて、というスタイルですね。
小学生は徹底して、そこに当てはめるように書くことで、あのライティングスタイルを身につけているんですね。
ということで、移住生活について書いてみました。
また次回からIELTSの記事に戻りたいと思います。
Have a good day!