英語の勉強法を選択するときにとても重要な区分

 

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こんにちは。藤本です。

英語の勉強法ってものすごくたくさんありますよね。

本屋に行くと英語関係だけで膨大な本が売られています。

そんな多くの勉強法から何を選んだらいいか分からない人も多いみたいです。

 

私も日々、様々な人から勉強法について相談されます。そして、私がベストだと思う方法をお伝えしていますが、これが全てだというつもりはありません。

だから、私のおすすめする方法以外を選択する方がいても良いと思っています。

でも、数ある勉強法の中には、ちゃんと結果につながる勉強法とそうでない勉強法があります。

そこだけは見誤って欲しくないなと思っています。

 

先日、インターネットを見ていて、こんなことを言っている人がいました。

英語が出来る人は「天才」か「子供の頃から英語に浸ってきた人」か「努力をした人」である。

これにはかなり同意します。

 

この記事を読んでいるあなたは「天才」でしょうか?

それとも「子供の頃から英語に浸ってきた人」ですか?

もし、これら2つに当てはまらなければ英語が出来る人になる選択肢は1つしか残っていないということです。

つまり「努力の人」になることですね。

 

まあ当然と言えば当然です。

例えば、微分積分をマスターするのも、ギターをマスターするのも、ビジネスで成功するのも、一部の天才と子供の頃からやってきた人を除いては、全員努力してますよね。

厳密に言えば、子供の頃からやってきた人も、その当時はそれなりに努力しているはずです。

 

でも英語に関しては、世の中に「努力せずに」出来るようになるって広告があふれています。

聞き流すだけとか、単語なんて覚えずにとか、とりあえず現地に行けば出来るようになるとか。

こういうのを見ると努力せずに英語って出来るようになるんじゃない?ってついつい勘違いしてしまいますね。

でも、普通は聞き流すだけじゃ聞こえるようにはなりません。

単語を覚えずに英語を読もうと思っても一定レベル以上の英文には歯が立ちません。

「とりあえず海外に語学留学したけど考えが甘かったです」という相談はよく受けます。

 

だからあなたが天才か、子供の頃から英語に浸っている人でなければ、努力からは逃げちゃダメってことですね。

英語の勉強法の中には、①努力をしないという勉強法と、②努力を努力と感じないようにするための勉強法があります。

これは似て非なるものですね。

私は①は否定しますが、②は否定しません。

むしろ使い方によっては、とても有用だと思います。

例えば、単語を語源で覚えようって勉強法がありますね。

これは、覚えることから逃げるんじゃなくて、その覚え方を工夫しようって話です。

まあ、全てを語源で覚えるのは非効率的だと思いますが、でも語源で覚えることで覚えやすくなる単語があるのは事実です。

この①と②の違いは大きいです。

 

是非ここを区別して、勉強法は選択してみて下さいね。

個人的には「英語をマスターしたければ努力しろ」って直球で言ってくれる人が一番信頼できると思いますけどね。

それでは、また。