こんにちは。藤本です。
IELTSを勉強していると、スコアが低迷する時期がやってくることがあります。
4回も5回も受験しているのにスコアがピクリとも動かない状態です。
もし、あなたが今低迷しているなと感じるなら、今日の記事は是非読んで欲しいなと思います。
ちなみに私にも長い低迷期はありましたよ。
では、まずは「低迷期」の捉え方から。
以下のように捉えましょう。
・ダイエットでも勢いが止まる時期はある
ダイエットをすると、最初勢いよく体重が落ちていきますが、あるところで低迷期に入ります。
この時期で、体の中で更に痩せていくための準備をしているわけですね。
この時期を乗り越えると、体質が変わって、さらに痩せていきます。
でも、多くはこの時期を乗り越えられず、ダイエットに終止符を打ってしまい、元に戻ってしまうわけですね。
IELTSもそういう意味の停滞期があります。ここを踏ん張るか、受験を辞めないにしてもダラダラ受け続けるモードになるかで、停滞期の長さや、停滞期を越えたあとの伸びが変わります。
・低迷期間中の平均点が、本当の実力だと認識する
低迷期の間も点数は上下します。
でも1回だけ出た良かったスコアを実力だと思わない方が良いでしょう。
どちらかというと、低迷期間中の平均点を実力だと認識した方が良いです。
たまたま出たベストスコアを実力と思わず、引き締めて勉強を続けましょう。
・IELTSはオーバーオールに幅がある
とはいえ、IELTSのオーバーオールには幅があります。
OA5.5のスコアは、厳密には下は5.25から上は5.625まで含まれます。
表面上、同じオーバーオールで推移していても、その中身は上がっているのかもしれません。
5.625まで来れば次の段階は近いです。モチベーションを保って、継続しましょう。
このように考えた上で、次に、低迷時に出来ているかどうかをチェックして欲しいことを挙げてみます。
・やりにくいことを避けていないか?
出来ることだけをやっていては、限界が引き伸ばされません。
やった方が良いと言われているのにこれまで避けていることなどないか、チェックしてみましょう。
以下のことが効果があるのにやりたがらない人が多いものです。
・単語を地道に覚えること
・シャドーイングやディクテーションをすること
・ある程度の英文を実際に読み込むこと
・実際に英文を書いてみること
・実際に英語を口に出してしゃべってみること
当てはまるものありませんか?
・徹底度合いをもっと上げられないか?
今の限界を越えて、スコアを上げて行くには、それまで「これくらいでいいか」と思っていたことを「もっとできないか」という思考に変えていく必要があります。
例えば以下のようなことです。
・単語を曖昧に記憶していないか?1つの単語に2つ意味があるんだったら2つともしっかり覚えているか?
・リスニングは、本当に全センテンスの構文が取れているか?
・リーディングはもう少し時間を短縮して解けないか?
・復習をしているか?
学んだことをきちんと復習しているか?
学んだときは「これは覚えた」と思っていても、3日も経つとあっけなく記憶は風化していきます。
「これは覚えるべき」と思った内容はノートに書き上げて行って、何度も何度も復習を繰り返します。
結局、復習を繰り返すことでしか表現力や解答力はついていかないのです。
もし当てはまるものがあれば、「今日」から実践してみて下さいね。
最後までありがとうございました。