リスニングで構文を捉えるためのトレーニング

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こんにちは。藤本です。

先日、パソコンの整理をしていたら、留学前に私がリスニングのトレーニングをしていたときの資料が出てきました。

我ながら、ここまでやっていたんだなーと懐かしかったので公開してみます。

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この画像、私がリスニングの聞き取りトレーニングをしていたときに使っていた自作のワークシートの一部です。(クリックすると大きくなります)

このトレーニングは音源の構文を捉える練習です。

英語の構文は基本的には主語と述語です。

この2つが確実に捉えられれば、何とか意味は理解できることが多いです。

そこで、まずリスニング音源のスクリプトを見て、全構文の述語を抜き出しています。

このワークシートに黄色のライン上に見える「is」とか「surges」は全て構文の述語というわけですね。

その黄色のラインの下に水色のラインで数字の1が入っています。

これは音源を聞きながら、この述語が聞き取れた場合に1を入れています。

時々1が入っておらず黄色になっているところがありますが、そこはその音源を聞いたときに聞き取れなかった箇所です。(18行目の「act」とか)

あと時々紫で色付けしている述語がありますが、これは普段から聞き漏らしがちな述語です。

音源を聞くときは特に集中して聞き取るようにしていました。

そして一番上にある「292」がこの音源で出てくる全ての構文の述語の数、その隣の「94.5%」がその回のトレーニングで聞き取れた述語の割合です。

この数字が100%は無理でもいかにそこに近づけるかというゲーム感覚でこのトレーニングをやっていました。

ちなみに、このとき使っていた音源は以下の教材です。

 

この教材には1-2分の英語音源が2冊合わせて160本入っています。

その音源すべてに対して、こうして述語が聞き取れるかをチェックしていたわけですね。

いやー、懐かしいです。

これはかなり手間がかかる方法で、本当はシャドーイングなどもう少し手間がかからない方法でリスニングは高められると思います。

ただリスニングを伸ばすときに、構文を捉えるのがネックになる人は、試してみると構文を捉える力はつくと思いますので、参考にして貰えればと思います。

最後までありがとうございました。