こんにちは。藤本です。
オーストラリア永住権を目指してIELTSに取り組み、無事に卒業された久野さんのロングインタビューの4回目をお送りします。
1回目から読みたい方は以下からご覧ください。

今回は、現在受験中の受験生に向けてのメッセージをお送りします。
現在受験中の受験生に向けて
― 最後に現在受験中の方に向けて伝えたいことはありますか?
IELTSは本当に受ける人の人生に立ちはだかる壁だと思うんですけど、歩き続けること、やり続けること、受け続けることが本当に大事だと思います。
逆に歩き続けていればいつかは超えられます。
IELTSって何度も受けられる試験です。で最初はなるべくお金も労力もセーブしたいと思うと思うんですね。
でも、モチベーション保つためには何度も受け続ける方が良いと思います。お金も必要なものだと割り切るべきです。
藤本さんが月1回受け続けたとおっしゃっていましたけど、私も試験を受けるとモチベーションは強制的に保てると思うので、予約は入れ続けていました。
なので、受験している人には、諦めずに受け続けて頑張ってくださいと言いたいです。
あと、試験を受けてから結果が出るまでの2週間が大事な期間だと思います。
試験直後は集中した戦いの後のいったん試験から解放される解放感、今度は卒業できるかもという淡い期待、そんな精神状態のなか勉強はあまりはかどりませんでした。
でも最後の方は試験の翌日、いや、家に帰ったその日の夜から淡々と勉強できていました。
そんな頃に卒業できました。
結果が出ずに苦しんでいる頃、妻が卒業を祈願してだるまの絵を書いて部屋に貼ってくれたんですね。
片方だけ目だけ入れて、合格したら両目を入れようということで。
それを見ながら勉強していたんですけど、そこには「七転び八起き」と書いていまして、IELTSって本当に七転び八起きだなあと思っていました。
何度ころんでも起き上がっていればたどり着くと受験する方には伝えたいなと思います。
もう一つ、そのだるまには「開運・招福」と書かれてたんです。
目標を達成して両目が入ったその時にはこれまで頭の中を覆っていた霧がさっと晴れて、自分が目指す未来へと道が開かれるのだと思います。
現在受検中の方々、どうか諦めずに歩き続けてその手で光をつかんでください!
― 仰る通りですね。結局、最後は受け続けるか諦めるかしかないんですよね。
人によって受験回数って違いますよね。
でも超えるべきものはみんな一緒なのかなと思います。
その後、開かれる人生にも大きな役割を果たすと思います。
― 大人になってからIELTSのように残念な結果を突き付けられる経験って、他にはなかなか無いですよね。それが嫌で諦めてしまう人もいますけど、最後まで立ち向かえる人が結果を出せるのかなと思います。
はい。あと大人になってから辛いのが、仕事や家庭との両立だと思います。
大学受験のころは、勉強だけしていればよかったんですが、今は家族もいて、仕事もあって。そこをみなさん苦労されるんだと思います。
子供の成長には父親と過ごす時間が必要な時もあります。
妻はIELTSの戦いの日々は家族との調和が最も大事だと言っていました。
だからこそその中で淡々と歩き続けるのが大事かなと思います。
― 家族や周りの方の理解も大事ですね。
はい。家族もつらい時期があってストレスを抱えていました。
でも今となっては妻も「IELTSのおかげで成長させてもらえた」と言っていました。
― そうなんですか?
これまでは私が手伝っていたこともIELTS期間中は手伝えなくて、その分妻は、私に頼れないので、自分でやるべきことを出来るようになり、成長できたと言っていました。
― そう言ってくださる奥様は素晴らしいですね。
そうですね。本当に。
― 今日はどうもありがとうございました!
ということで、久野さんへのロングインタビュー最終回は、受験が長引いたときの心構えや家族とのお話など、とても参考になるお話が聞けました。
同じような境遇でIELTSを頑張っている方は、是非参考になさってみて下さい。
それでは、これでロングインタビューは終了です。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
それではまた。