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ライティングTask1(アカデミック)

ライティングTask1の時系列グラフの書き方

投稿日:2017年12月29日 更新日:

こんにちは。藤本です。

前回アカデミックモジュールのライティングTask1についての一般的な注意点を書きました。

IELTSアカデミックモジュールのライティングTask1の攻略法

 

今回は、アカデミックモジュールのライティングTask1の中で、最も出題率が高いグラフ・表形式の攻略について、より具体的に書いてみようと思います。

 

グラフ・表形式は大きく

1.時系列の概念が入った図表(主に折れ線グラフ、棒グラフ、表)

2.時系列の概念が入っていない図表(主に棒グラフ、円グラフ、表)

 

の2つに分けることが出来ます。

今回はこのうち「1.時系列の概念が入った図表」について書いてみたいと思います。

 

時系列のグラフとは、例えば、

「1900年から2000年にかけて、5つの国A,B,C,D,Eの人口の変化を表している折れ線グラフ」

のようなイメージが典型例です。

では、以下このグラフを題材に書いていきましょう。

 

時系列のグラフの基本

一般的に、時系列のグラフは書きやすいです。

説明の仕方が割とパターン化出来るからです。

 

「1900年から2000年にかけて、5つの国A,B,C,D,Eの人口の変化を表している折れ線グラフ」の場合、主に2つのことを見ていきます。

 

観点①「大小(順位)」と「類似性」の観点

絶対的な数値の大きな国はどこか、数値の小さな国はどこか、それらはグルーピングできるか?

 

観点②「増減」と「類似性」の観点

全体として数値が増加している国、全体として減少している国、全体として変化が少ない国、期間を通して大きく変動している国はどこか、それらはグルーピングできるか?

 

この2つの観点で見ながら全体を記述していきます。

 

オーバービューの書き方

オーバービューは、上記の2つの観点(「大小(順位)」と「増減」)で書いていけば良いです。

このときに「共通している箇所」と「違いがある箇所」をそれぞれ挙げてwhileでつなぐように書いていくとメリハリが効いたオーバービューが書けます。

 

例えば

While all countries showed the increase in population during the period, the population in A was by far the largest among all countries.

みたいな感じですね。

この場合は観点①で見ると全部の国で増加しているので「共通」だけれども、観点②の絶対値の大きさで見ると「違い」がある、という感じですね。

 

もちろん「共通」している箇所がなければ、観点①や観点②を使って、グループの「違い」だけを強調しても良いです。

While the figures for A, B, and C increased during the period, those for D decreased during the same period.

みたいな感じですね。

 

この辺りは、パターン化していくと良いでしょう。

 

ボディの書き方

時系列のグラフの場合、ボディの分け方は簡単で、観点①または観点②でグルーピングしたもの同士を、それぞれのボディに分けていけば良いということになります。

 

例えば、観点①の「大小(順位)」でA,B,Cが数字が大きいグループ、D,Eが数字が小さいグループに分けられるなら、ボディ1でA,B,Cについて記載し、ボディ2でD,Eについて記載する、という感じです。

もちろん、観点②の「増減」でグループが分けられる場合は、それでボディを分けてもOKです。

例えばA,Bが増加しているグループなら、A,Bでボディ1を書き、C,Dが減少しているグループならC,Dでボディ2を書き、Eが変化無しなら、Eだけでボディ3を書く、という感じですね。

 

また、その際のデータの説明は、時系列であれば「始まり」「終わり」「その途中のピーク・ボトム」を説明します。

例えば、

「1900年が8,000万人で、その後増加して1990年に1億人でピークを迎え、その後は減少して2000年で9500万人になった」

みたいな感じですね。

 

時系列のグラフの落とし穴

時系列のグラフを記載する際に、ありがちな失敗について、いくつか書いておきましょう。

 

1.重要点のみの説明をしてしまう

まず挙げられるのが、重要点のみを説明して、補足情報が記載されていない状態です。

「重要点」「補足情報」については以下を見て下さいね。

IELTSアカデミックモジュールのライティングTask1の攻略法

 

例えば、

「Aは1900年には一番人口が少ない国だったが、その後増加して、2000年には3番目に人口が多い国になった」

という記述は、「重要点」は述べられていますが「補足情報」がない状態です。

どれぐらいの規模感なのかが、読者に伝わりません。

「Aは1900年には人口3,000万人で最も人口が少なかったが、その後増加して、2000年には5,000万人で3番目に人口が多い国になった」

というように「補足情報」を加えましょう。

 

2.補足情報のみの説明をしてしまう

これは1.とは逆で、補足情報のみに終始してしまう場合です。

「Aの1900年の人口は3,000万人だったが、2000年には5,000万人になっている」

という感じですね。

この文章には重要点、すなわち「順位」とか「増減」の切り口が入っていません。

こういった文章ばかりになると評価が上がりません。

 

3.増減の変化のみを記載してしまう

時系列のグラフを書いてもらって最も多いのが、「増減」の観点のみで記載してしまうパターンです。

「Aは1900年に3,000万人だったが、その後増加して2000年には5,000万人になった」

「Bは1900年に8,000万人でスタート、その後増加して1990年には1億人でピークになったが、その後は減少して2000年は9,500万人になった」

という説明は、悪くはないのですが、基本的に観点②「増減」のみで記載された文章です。

折れ線グラフには複数の国が横並びで記載されているわけですから、国同士の比較である観点①「大小(順位)」の切り口を入れて説明するようにしましょう。

 

4.同じパターンでの説明を繰り返してしまう

1.2.3.すべてをクリアしていたとしても、ひたすら同じパターンを繰り返すと、表現力が乏しいという評価になります。

例えば

「Aは1900年に8,000万人でスタート、その後増加して1990年には1億人でピークになったが、その後は減少して2000年は9,500万人になった。Bは1900年に4,000万人でスタート、その後増加して1990年には9,000万人でピークになったが、その後は減少して2000年は7,000万人になった」

という文章が2つ並んでいたらどうでしょう?

まるでコピーしたかのような印象を受けてしまい、とても、退屈な内容になってしまいますね。

Aの後にBを説明するならば

「Bの数字はAの数字よりも少ないが、Aと似たような変化を見せている。1900年はAの約半分の数字だったが、1990年にはその2倍以上の人口に増え、Aの人口に近づいた。最終的には少し減少して7,000万人になっている」

のようにAとの比較を入れて説明してあげるか、または最初から

「AとBは似たような変化を見せている。1900年にはAは8,000万人、Bはその半分の4,000万人だった。その後両国とも増加し、1990年にはAは1億人、Bは9,000万人とピークを迎えた。その後は両国とも減少して、2000年でAは9,500万人、Bは7,000万人となった」

のように2か国一緒に説明すると単調さがなくなります。

 

順序の概念が入ったグラフとは?

時系列のグラフではないですが、時系列と同じような説明ができるグラフがあります。

それは時系列のように順序や大きさに意味がある概念がグラフの軸に使われているケースです。

代表的なのが年齢です。

例えば

「年齢別のインターネット利用率を示した棒グラフ」

のようなグラフです。

この場合、横軸(X軸)が年齢で、縦軸(Y軸)がインターネット利用率だとすると、横軸=年齢は、順番に意味があるので、時系列のように説明が出来るのです。

例えば

「10代のインターネット利用率は約80%で、その後年齢が上がると共に利用率が上がって30代でほぼ100%となり、ピークを迎える。その後年齢が上がると徐々に利用率は下がり、80代以上では約50%になる」

みたいな説明が出来るわけですね。

このグラフは時系列とは言えませんが、時系列と同じような説明が出来るという意味で、取り組みやすいグラフになります。

 

ということで、本日は「1.時系列の概念が入った図表」について見てみました。

次回は「2.時系列の概念が入っていない図表」についてまとめてみたいと思います。

ライティングTask1の時系列でないグラフの書き方

 

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