アカデミックライティングのTask1の主語の書き方

こんにちは。藤本です。

今回は、アカデミックモジュールのライティングTask1の話です。

 

Task1で頻出するグラフの問題ですが、このグラフ問題において、主語の選択というのは実はかなり重要です。

実際に、ライティング対策講座で添削をしていてもグラフ問題の主語の間違いはかなり多いです。

 

グラフ問題で使う主語は主に、

the number、the figure、the percentageなどの「数字系」
Japan、the UK、the oldest groupなどの「カテゴリー系」
people in Japan、customers for X companyなどの「人系」

の3つがあります。

 

どれを使うかは、「何を表現するか」と「どの構文を使うか」の組み合わせによって決まります。

 

何を表現するかは

・大きさの比較
・順位
・シェア
・増減
・類似性
・倍数

などがあります。

 

どの構文を使うかは

・第2文型
・第3文型

などがあります。

 

これらの組み合わせで主語が変わるという感じですね。

 

例えば「シェア」の表現で、「第2文型」を使う場合は

The proportion of Japan is 10%.

のように「数字」が主語になります。

 

この構文で

(×)Japan is 10%.

とかって「カテゴリー」を主語にして書くと間違いなんですね。

 

でも同じ「シェア」でも、「第3文型」を使う場合は

Japan accounts for 10%.
10% of people in the world belong to Japan.

のように「カテゴリー」や「人」を主語にした表現になります。

 

主語は何を使うんだっけ、と迷ったときは、以上のように「何を表現するか」「どの構文を使うか」で整理していくと良いです。

実際、ライティング対策講座のテキストでは上記のような軸で整理しています。

ご参考になれば幸いです。