IELTSはさっさと卒業して光をつかめ!
藤本です。
トロントは先週から急に気温が下がってきました。
今の家は窓がほとんど開けられなくて、外の気温が分からないので、いざ家の外に出ると、長袖が必要なほど寒い日もあってびっくりします。
さて、前回、前々回と、IELTSのリスニングで選択肢問題に対しての攻略ポイントのお話をしてきました。
今回はその3つ目のポイントの
「問題先読みが間に合わなかった場合どうするか」
についてお話をします。
選択肢問題は連続して何問も出るので、前々回や前回お話したような戦術を駆使しても、最終的にすべての設問、選択肢の先読みが間に合わないということが起こり得ます。
その場合の戦略についての話です。
大きく戦略は2つあります。
1.読み残した設問・選択肢を読みながら音を聞く
2.読み残した設問・選択肢は読まずに、音だけを聞く
戦略というのは、その場に至る前に決めておく方針です。
だから、どちらの戦略にするかは、試験前に決めておかねばなりません。
あなたはどちらですか?
私が推奨するのは、断然2.です。
1.をしたくなる気持ちは分かります。
読み残した設問がある、というのはとにかく不安なんですよ。
私も実際にやったことがあります。
でもですねー、ここは冷静に、どちらの方が点数につながるかを考えなければなりません。
まず1.の戦略を取った場合ですが、確実に聞き取りの集中力が下がります。
人間、目で何かに注目しながら、話も同時に聞くことってかなり難しいです。
新聞を読みながら、人の話を聞くって出来なくないですか?
いや、出来ているつもりかもしれませんが、どちらかの情報は欠落します。
そういうものです。
ご存知の通り、IELTSの音源は一度しか聞けません。
一度聞き逃したら永遠に答えは分からないのです。
逆に設問文とか選択肢はあとで何度でも読み直せますよね。
だからリスニングのときは、とにかく2.の戦略を取るようにして下さい。
これはもう絶対にそうする、と心に固く誓っておいてください。
で、2.の戦略を取りながら、聞き取った内容をメモするようにして下さい。
読みながら聞くというのは、集中力が分散されますが、聞きながら書くというのは、意外に集中力は分散されません。
メモを取ると集中できないという場合は、メモ無しでも良いです。
聞き取りに集中して、その内容を一旦覚えるようにします。
で、最後の書き写しの時間で、メモや記憶を頼りに回答していきます。
もちろん先読みが出来ていないので、ピンポイントの聞き取りが出来ず、正解率は落ちるでしょう。
それでも1.の戦略を取ったときよりは、正解率は良いはずです。
ということで、リスニング選択肢問題の3つ目のポイントでした。
~今日のメールセミナー感想~
「意識していない部分や、勉強の仕方など改めて確認することができました。」
藤本さん
10日間のメールセミナーありがとうございました。
数度IELTSの試験を受けて、点数が上がらない現状に落ち込んでいたところ、こちらのメールセミナーに辿り着きました。
意識していない部分や、勉強の仕方など改めて確認することができました。
もうあまり時間がありませんが、読み返していきたいと思います。
ありがとうございました。
(一部抜粋)
スコアが低迷しているときは、自分に無い視点を探すと良いですよ。
それでは、また。