こんにちは。藤本です。
「ゼロからOA6.5を目指す」シリーズの3回目です。
このシリーズではTOEIC400点レベルからIELTS6.5に持っていくまでのプロセスを書いています。
今日のテーマは「スケジュールを立てる」です。
今日はその水準に持っていくまでのスケジュールです。
まず、全体でどのくらいの時間が必要か、というところから見てみましょう。
現時点の英語力がTOEIC400点だとすると、IELTSに換算するとだいたい3.5くらいです。
そこから目標である6.5とのギャップは3.0.
これは、相当大きなギャップになります。
例えばよく1.0上げるのに半年かかるとかいう説もあります。
そうすると、3.0上げるのに1年半くらいかかるという計算になります。
まあ感覚的にはいい感じだと思いますが、話はそれほど単純ではありません。
というのも、3.5から4.5に上げる努力と、5.5から6.5に上げる努力は全然異なるものだからです。
3.5から4.5に上げるのはそれほど大きな努力は必要ありません。
きちんとやることをやれば上がります。
ところが、5.5から6.5に上げるには、かなりの努力が必要になります。
だから1年半かけるとしたら、まず最初の半年で3.5から5.5に、そしてその後1年かけて5.5から6.5にする、くらいの感覚を持ってもらうと良いです。
もちろん、これより短期間で出来る人もいるでしょうが、英語の能力を高めるのは思ったよりも時間がかかるということをご理解下さい。
次に、この間の自分の実力の伸びを知るために、IELTSを受験するタイミングについて考慮します。
この受験のタイミングで重要なのが初回受験のタイミングです。
初回受験はなるべく早く設定します。
まったく勉強していないし、実力がついてから受験したい、という気持ちは分かりますが、それは発想が逆です。
実力がついてから受験しようと思っていると、いつまで経っても受験できません。
それくらい英語の勉強は奥が深いので、どこまで言っても満足するレベルに達しません。
それよりは、まず受験日を設定してから、その日に向けて最大限できることをやり切る、という発想をしてください。
日本の場合、今から受験の予約をしてもだいたい1か月半くらい先になります。
1か月半あればかなりのことが出来ますので、その受験日までに出来ることをやり切る、をモチベーションに勉強を頑張るのです。
2回目以降は多少間隔を空けても良いと思いますが、モチベーション維持と、試験感覚を忘れないためには、2か月に1回ペースは保っておくと良いと思います。
余裕があれば1か月1回ペースが良いと思います。
最後に、日々のスケジュールを組み立てていきます。
長丁場のIELTS対策を最後までやり遂げようと思ったらスケジュールを作ることは必須です。
それも出来るだけ詳細に作ります。
次の受験日まで、毎日何をしていくかのスケジュールを作っていきます。
ここで作るのは、1日単位のスケジュール表です。学校の時間割みたいな感じですね。
コツは、既に決まっている仕事や行事の予定は先に入れておくということです。
そして、多少緊急事態が入っても予定が崩れないように、1週間のうち1日くらいは予備日にしておきます。
そして、残りの日の勉強に使える時間を、何の勉強に費やしていくかを決めていくのです。
今回は、そのようなスケジュール表が必要ということだけ、理解しておいてください。
具体的にどんな勉強をしたら良いかは、次回以降、書いていきたいと思います。
では、今日はここまでに致します。
~今日のメールセミナー感想~
「毎日1通ずつ届くというのは嬉しいですね。心待ちにしていました。」
とても参考になりました。
ありがとうございます。毎日1通ずつ届くというのは嬉しいですね。
心待ちにしていました。・メールセミナーを読んで良かったのはどのような点ですか?特にリスニングがためになったと思います。
構文で認識していくという手法はいままで考えてもみなかったので、ぜひチャレンジしていきたいことです。
考えてみれば、「1億人の英文法」という文法書でも、英語は配置の言語である!と断言しており、そこから考えてみても当然の帰結であると思います。・どういう方に、このメールセミナーをおすすめされたいですか?
少なくとも1,2回試験を受けて、点数がどんどん上がっていく期間を過ぎた人でしょうか。
自分がまさにその期間にいますが、自分の過去の勉強法をベースに反省、改善をしていくのに最適な内容だったと思います。
今後ともブログ等を拝見させていただきます。
ありがとうございました。
(一部抜粋)
※最近、メールが届かないケースが増えています。注意事項をよく読んで登録してみてください。
それでは、また。