IELTS対策のための参考書を評価してみます(洋書編)

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こんにちは。藤本です。

前回投稿で和書のIELTS参考書についてまとめてみましたので、今回は洋書について書いてみます。

IELTS対策のための参考書を評価してみます(和書編)
こんにちは。藤本です。 今日はIELTSの参考書について書いてみたいと思います。 私がIELTSの勉強を始めた頃は本当にIELTSの参考書は少なくて、本屋に行っても1冊も置いてないところが多かったです。 最近になって参考書も増えてきましたの...

和書と同じで、洋書も2つのカテゴリーに分けて整理してみますね。

 

●IELTSストラテジー(体系だった考え方やテクニック)がメインの参考書

前回の投稿で書きましたが、ストラテジーを学ぶのは基本的には和書の方が頭に入りやすいのでお勧めです。が、この本だけは例外で、平易な英語でシンプルに大切なことが書かれています。

ちなみにこの本は和訳版も出ています。

100ページ以下で非常に軽い本です。IELTSに関するストラテジーが書かれています。内容的には和書のストラテジー系で勉強すればカバーできる内容が多いです。

64ページの薄い本ですが、なかなか内容は濃いです。冠詞や前置詞、比較表現などライティングでよく間違えるポイントをまとめた本で、見逃しがちな細かい間違いも書かれているので、ライティングの仕上げの1冊として読むのがいいと思います。

 

●IELTS練習問題とその解説がメインの参考書

言わずと知れた公式問題集で、最初に手に入れるべき本です。内容は模試のみで、アカデミックモジュールバージョンと、ジェネラルトレーニングモジュールバージョンに分かれて、各4回分過去問が掲載されています。本番に最もレベルが近いものですが、残念ながら解説はありません。またライティングのサンプルは模範回答と受験生サンプルが混在しています。現在最新バージョンは14ですが14が終われば13を、13が終われば12をやっていけば良いです。

ケンブリッジが出している本で、前半練習問題、後半模試が入っています。模試はアカデミック6回分で、解答にも解説がついています。公式問題集ほど本番そっくりというわけではないですが、ライティングも模範解答付きですし、コストパフォーマンスも的にもIELTSの練習を積むための参考書としてはお勧めできる本です。

こちらもケンブリッジが出している本で、前半練習問題、後半模試が入っています。模試はアカデミック8回分、ジェネラル2回分入っていますが、解説が入っているのは最初の1回分のみです。ライティングは模範回答付きです。難易度は公式問題集よりやや難しめで、中級者以上向きです。

内容は、模試アカデミック1回(ライティングのみ3回分)、ジェネラル1回(ライティングのみ2回分)で、体裁は公式問題集以上に本番そっくりですが、公式問題集同様に解説はありません。またライティングは受験生のサンプル(スコア3.5-7.0)のみが掲載されています。バージョンは1と2があります。


バロンズの問題集。「International English Language Testing System」と書かれたバージョンと「Practice Exams」と書かれたバージョンがありますが、前者は練習問題と模試(アカデミック4セット、ジェネラル2セット)が掲載されていて、後者は模試のみ(アカデミック6セット、ジェネラル6セット)を掲載しています。問題をたっぷりこなしたい方にお勧めです。

コリンズの問題集ですが、他の問題集と比べると問題の傾向や難易度が本番とはやや乖離している印象があります。

 

ということで、前回、今回とIELTS参考書についてまとめてみました。うまく自分に合った参考書を使って、効率良くIELTSを攻略して下さいね。

最後までありがとうございました。