こんにちは。藤本です。
本日は、アカデミックライティングTask1のグラフ問題についての話です。
最近、YouTubeチャンネルでもお話をしているのですが、Task1のグラフ問題は、設問を見た瞬間に
「あ、あのパターンだ」
というのを認識して設計できるようになると、非常に短時間でTask1を終えることが出来るようになります。
Task1のグラフ問題については大きく
1.時系列のグラフ
2.プレーヤー×項目
3.年齢別傾向グラフ
の3つで分けて考えます。
8割ぐらいの問題はこの3つのいずれか、またはその組み合わせで分類できます。
ではそれぞれ説明していきます。
1.時系列のグラフ
このタイプは時系列が入っている問題です。
このタイプのポイントは、順位を入れながら説明する、ということです。
時系列のグラフを見たときによくあるパターンは、時系列の変化(増える・減る)という説明だけに集中してしまって、それ以外の要素が入れられないということです。
上のグラフ例で言うと、
「Japanは下降している」「Chinaは上昇している」「Indiaは上昇している」
のような説明をしてしまいます。
そうなると非常に単調なライティングになってしまいます。
その単調さを回避するためには順位を入れると文章にメリハリが出ます。
ただ、順位と時系列の変化を同時に説明するのはコツを知っていないとちょっと難しいです。
ではどのように説明するのか?
続きは以下の動画でご確認下さい。
2.プレーヤー×項目のグラフ
このタイプの問題は、時系列の要素がなく、プレーヤー(例えば国、商品など)ごとにいくつかの項目が並べられている問題です。
このタイプのポイントはプレーヤーごとに説明しない、ということです。
プレーヤーごとに説明すると、まったく関連がない項目を順に説明することになります。
上の例で言うと、USAを説明するときに、項目X⇒項目Y⇒項目Zという順番で説明しますよね。
しかし、X,Y,Zは相互に関連が無い項目であるため、ただただ数字だけを説明することになってしまいますね。
これはIELTSのライティングTask1では評価が低くなります。
IELTSのライティングでは相互に比較することを求められており、これだと比較の表現を入れながら説明がしにくいです。
ではどのように説明するのか?
続きは以下の動画でご確認下さい。
3.年齢別傾向グラフ
このタイプは年齢という軸が入っているグラフです。
このタイプのポイントは年齢順に説明する、ということです。
年齢別の傾向が出ているグラフは大抵の場合、
「年齢が上がるにつれて数値が上昇」
「年齢が上がるにつれて数値が下降」
「年齢が変わっても一定」
の3つ、もしくはその組み合わせ
「ある年齢までは年齢が上がるにつれて上昇(下降)、それ以降は下降(上昇)」
で表現できます。
ではどのように説明するのか?
続きは以下の動画でご確認下さい。
ご紹介しているYouTubeチャンネルでは、実際の過去問の解説も、これらのパターンに当てはめて説明しています。
宜しければご覧になってみて下さい。