IELTSライティングTask1グラフ問題の考え方

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こんにちは。藤本です。

本日はライティングの話です。

アカデミックモジュールの場合、Task1は図表の問題です。

その中で最も頻度が高いのがグラフですね。

このグラフ問題は得意な人とそうでない人に分かれる問題です。

というのも、英語の実力以前に、グラフとか表から何かを読み取るということ自体が苦手な人もいるからです。

パッとグラフを見た瞬間、何を特徴として書けばいいんだー、とかどんな順番で説明すればいいんだー、とか英語以外のところで迷う方もいると思います。

そこで、一般的にどんなことを書いたらいいかについて整理してみます。

 

まず読み取る内容ですが、以下の様な内容が候補になります。

・大きな数字、シェアを持つものは何?
・小さな数字、シェアを持つものは何?
・時間の経過と共に大きく変化しているものは何?
・時間が経過してもほとんど変わらないものは何?
・似た特徴(数字や変化)を示すものはないか?それは何と何?
・反対の特徴(数字や変化)を示すものはないか?それは何と何?

別に正解はないわけですが、上記のように何に着目するかについて、あらかじめパターンを持っておくと試験当日迷いが少なくなります。

 

次に、どのような順番で説明するかです。

これは大きく3つの原則があります。

・パッと見て分かる大きな特徴から小さな特徴に
・時間経過がある場合は、古いものから新しいものに
・グラフや表が2つある場合は、最初に提示されているグラフから次のグラフへ

だいたいこの3つの原則を持っておくと説明しやすいし、読む方も分かりやすいです。

いきなり細かいところから入らない、新しいところと古いものを行ったり来たりしない、ということです。

これは、もちろん3つを同時に満たす必要はありません。

例えば、最も大きな数字を持つカテゴリーについて、古い時間から新しい時間についての変化について説明した後に、次に大きな数字のカテゴリーを古い時間から説明するというのは有りです。

時間経過については古い時間と新しい時間が行ったり来たりしていますが、大きなものから小さなものに、という順番で説明しているので、問題ないわけです。

 

このように、グラフ問題が苦手な方は、目の付け所や説明の順序について原則を持っておくとやりやすいと思います。

最後までありがとうございました。