IELTSの本当の難しさは○○にあります

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こんにちは。藤本です。

何やら意味深なタイトルですが(笑)

留学や海外移住を目指してIELTSを受験する場合に、ネックになるのは総合スコアであるオーバーオールよりも、むしろ各セクションのスコアを揃えることにあるのではないでしょうか?

大学や移民受入機関ではオーバーオールの最低点とともに各セクションの最低点が定められているケースがあります。

例えば

オーバーオール6.5 ただし各セクションとも6.0以上であること

みたいな感じです。

オーバーオールだけ決められている場合は、得意なセクションを伸ばしていく戦略が有効です。

例えばオーバーオール6.5が目標で、リスニングが得意な場合は

リスニング  7.5
リーディング 6.0
ライティング 5.5
スピーキング 6.0

でオーバーオール6.5になります。

リスニング以外の3セクションですべて6.5に到達しなくてもリスニングだけ頑張れば6.5に届くんですね。

しかし上記の通り、各セクションの最低点が求められている場合、むしろ苦手分野を上げていくことが大事なんです。

オーバーオール6.5以上、各セクション6.0以上が求められる場合、上の例でいくとライティング5.5が引っかかります。

でライティングを頑張って6.0にした回で、今度はスピーキングが5.5になるという(笑)

よくある話です。

オーバーオール6.5を安定して出せる人であっても、全セクションが6.0以上になかなかならなくて何度も受験しなくてはならないという話はよく聞きます。

ここにIELTSの難しさがあるんですね。

これからIELTSを受験する人で、セクション毎の目標スコアがある方は、何回か受験するスケジュールを考えておいた方が良いかもしれません。

最後までありがとうございました。