IELTSの勉強におけるインプットとアウトプットとは?

やり方だけを学ぼうとしていませんか?

 

こんにちは。藤本です。

IELTSの勉強は、大きく知識をインプットすることと、その知識をアウトプットする練習に分かれます。

インプットの時間は、例えば単語を覚えたり、文法書を読んで文法知識を増やしたり、各設問の戦略を学んだりすることです。

アウトプットとは、それらの知識を活かして、実際に設問を解いて、正解を導き出すトレーニングをすることです。

どっちが大事だと思いますか?

 

 

どっちも大事です。

同じぐらい。

だから、IELTSの勉強をするのに、この2つのバランスをよーく考えて計画を立てていくべきですね。

 

インプットだけで、アウトプットが無い場合、気付けないんですよね。

設問を解くには、どのレベルまでインプットをしなければならないかが。

あるいは、覚えた知識の使い方が。

 

例えば、英語の能動態は、主語があって、述語があって、目的語があると少し英語を勉強すれば誰でも分かります。

でも、その知識があったらIELTSの英文が全て読めるかと言えばそうではありません。

実際に英文を読んでみて、関係代名詞が一度で取れないことが分かれば、関係代名詞を一度で取るトレーニングをしなければなりませんし、分詞構文が今一つ分からなければ、再度文法書で分詞構文を確認しなければなりません。

例えば、ライティングのテンプレートで、I agree with ~という表現をお伝えしたとすると、確かにそのテンプレート部分はその通りに書いているけれども、withの後の「~」の部分に名詞を入れると分からずに、節を入れてしまったりします。

インプットだけ出来ていて、アウトプットが出来ていないと、このように実践段階でミスが起こります。

野球で、バットの握り方と振り方を本で学んでも、実際に練習しなければ球が打てないのと同じですね。

 

逆に、インプットが無くて、アウトプットばかりしている場合は、効率が悪いです。

単語を覚えずに、何度文章を読もうとしても、なかなか文章を読むスピードは速くなりません。

いつまでも同じ単語で引っかかってしまうからです。

スピ―キングで、スクリプトを準備した上で、そのスクリプトを実際にしゃべってみると、間違いを指摘されたときに、何が良くないのか、次からはどういう表現を使えば良いかが理解しやすいのですが、準備しないで、その場で思い付きのスピーキングをしているだけだと、間違いを指摘されても、それが財産として蓄積されにくいです。

少し違う内容をしゃべるときに、また同じミスをすることになります。

ということで、アウトプットばかりだと、応用が効かなくて、力をつけて行くのに非常に時間がかかります。

同じく野球の例えで言うと、バットの握り方とか素振りの練習とかをせずに、いきなり未経験者を試合に出させて、そこで上達させるような感じです。

それは効率悪いですよね。

 

試験までの時間が100時間あったとしたら、前半はインプットを多めに、後半はアウトプットの割合を多くして、試験までに両方バランスよく仕上がるように意識してみて下さいね。

 

~今日のメールセミナー感想~

「無料なのに質が最高の講義で大変感謝しております。」

藤本さん、お世話になっております。
10回分講義ありがとうございました。
無料なのに質が最高の講義で大変感謝しております。
マンツーマン講義のようで、モチベーションも上がりました。

(一部抜粋)

 

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