リスニングの人名・地名・数字の書き取り対策


Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

こんにちは。藤本です。

IELTSリスニングで良く出題される問題の1つに、人名・地名・数字の書き取りがあります。

1問目でよく出されますね。

 

この書き取りの対策が何か出来ないか、というご質問を頂きましたので、本日はその対策について書いてみます。

 

まず、名前・地名の書き取りについてはある程度有効な対策があります。

 

IELTSの場合、この名前・地名の書き取り問題は、通常、最初に普通に名前を読み上げて、その後でスペルを1文字ずつ言ってくれます。

つまり2回読み上げているわけですね。

これを利用します。

 

まず1回目に普通に読み上げられるときに、ただ聞き流すのではなくて、その段階で、ある程度スペルを想定して回答欄にスペルを書きます。

そして、2度目の読み上げで、正しいスペルに修正していきます。

 

よくあるのが、1回目の聞き取りは、聞き流してしまって、2回目のスペルの読み上げのときだけで、何とかスペルを書き取ろうとすることです。

そうすると、スペルのスピードが速すぎて、ついていけないことがよくあります。

 

これで正解率は上がると思います。

 

以前にもこの対策の記事を書いたことがあります。

IELTSリスニングの人名・地名の答え方
こんにちは。藤本です。 リスニングの書き取りタイプの問題で意外にミスすることがあるのが人名や地名の書き取りです。 「いつ人名なんて言っていたんだ?」という人は少ないと思いますが、スペルを書き取ろうとしても音声の早さについていけず最後の方まで...

 

次に、数字の聞き取りです。

 

数字の聞き取りは、同時通訳者を目指す人たちでも最後まで残る課題と聞いたことがあります。

それぐらい数字を書きとるのは難しいです。

だから数字の聞き取りは正解して当然の簡単な問題ではなくて、むしろ難問の部類に入ると考えた方が良いと思います。

 

で、その数字の書き取り練習ですが、一番効果的なのが、そのまま数字を読み上げるのを書き取る練習をすることですね。

ストレートですが、これ以外に対策はありません。

 

その数字を読み上げる音源ですが、IELTSの過去問を使ってもいいですが、YouTubeにもたくさん動画が上がっているので、これを利用すると良いです。

検索で

「english number listening practice」

などのキーワードを入れて検索してみてください。

たくさん出てきます。

これらを使って練習をしてみてください。

 

リスニング1問目はなるべく落としたくないですね。

これらの対策をして、少しでも失点を減らすようにしていきましょう。