思い通りにならないときの考え方

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こんにちは。藤本です。

先日、東京に出張したときの話です。

翌日大事な用が控えていた私は、ホテルに入って仕事を済ませるとすぐに布団に入って、眠りに落ちました。

寝たのは1時くらいだったと思います。

 

ところが、しばらくすると突然、廊下で大声で何人かの人がしゃべる声が聞こえて起こされました。

ちょっと酔っぱらったみたいなテンション高い声で会話をする男性数人。

時計を見ると夜中の2時でした。

夜中で静かだったので、廊下の話声がものすごく響いてきました。

迷惑な客だなー、と思いつつまた眠りに戻ろうとしたのですが、いつまで経ってもその話声が止みません。

よくよく聞いてみると、その話声の主たちは、いつの間にか私の隣の部屋に移動して話し続けているみたいでした。

「あー、ついてないなあー」

と思いつつ、我慢強い私は、しばらく我慢して寝ようとしていました。

が、薄い壁の向こうから、笑い声とかが聞こえてきて、どうにも寝られそうにありません。

あきらめて3時くらいにフロントに電話をして注意してもらいました。

隣の部屋の宿泊客は、その後声のトーンを普通の声にして話をしていましたが、それでも壁が薄いせいか、声が聞こえてくるんですよね。

それが気になってしまった私は相変わらず寝られませんでした。

が、隣の人たちも、一応気を付けて声のトーンを落としているっぽかったし、3時超えてるんでそのうち静かになるだろうと思って横になってました。

 

しかし、話は終わるどころか、ますます盛り上がって、とうとう朝の5時を迎えてしまいました。

さすがにどうしようもなく、フロントに電話して、部屋替えを要求しました。

ホテル側には応じてもらいましたが、部屋を片付けて、部屋を移動している間に、身体の方も完全に睡眠モードから目覚めてしまった私は、せっかく部屋が変わって、静かな環境になったものの、結局一睡も出来ず朝を迎えることになってしまいました。

 

ホテルをチェックアウトして、寝不足の頭でもやもやしながら歩いているときに考えたことは2つのことでした。

 

「隣の客はひどかったなあ。でも、隣の客を恨んでも何も前に進まないなあ。そういえば、自分も気づいていないだけで、過去にホテルで隣の部屋に迷惑をかけていたことがあったのかもしれないなあ。自分はそうはならないように気を付けよう。」

「今回の反省を活かすとしたら、早々に部屋を替えてもらうべきだったな。次からは我慢せずさっさとそういう行動をしよう。」

 

人間生きていれば、良いこともあるし、悪いこともあります。

で、問題は、それをどう解釈するかだと思うんです。

解釈次第で、きれいさっぱり気持ちを切り替えることも出来るし、次に生かすことも出来ます。

 

IELTSの勉強だって良いことばっかりじゃないですよ。

誰かに邪魔されてやりたいことが出来ないこともあるでしょうし、やるべきことをやったつもりでも結果が出ないこともあります。

そんなときに、誰かのせいにして終わりにしますか?

相手が悪いってことにしますか?

自分の才能がないって才能のせいにしますか?

 

そういう解釈の仕方もあると思いますが、それでは前進にはつながらないってことはわかりますよね。

因果応報、身から出た錆、何かの結果は、必ず自分が原因になっているって考えると、次への道が開けます。

実際はどうかとか関係ないです。

ただ物事を前進させるためには、そう解釈した方がお得だって話です。

そう考えるとすっきりしませんか?

 

ちなみに、その日、私の大事な用は、寝不足のおかげで、散々なことになってしまいました(涙)

でも良いんです。次にこの経験を活かせれば。

日々、成長していきましょう。

 

それでは、また。