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IELTSは数か月以上の戦いになるため、学習方法と同等かそれ以上にモチベーション管理が重要になります。
①モチベーションを下げないために
スコアは簡単に上がらない
そう簡単にスコアは上がらない、むしろ上がらないのが当たり前
- IELTSの「真の難易度」「6.5/7.0の壁」を理解するでお伝えした通り、IELTSのスコアは簡単に上がるものではない。
- 「今回は本気で取り組んだ!」「試験の回答も手ごたえがあった!」と思っても、ふたを開けるとスコアは変わらず、場合によっては下がる、ということすらある。
- 受験回数5回~10回ぐらいの方にとっては本当に辛い時期。(逆に10回を超えると、ここにも耐性がついてくる)
- でも考えてみると、10回受験したとしても、卒業を決めた最後の1回を除いて、残りの9回は目標スコアに達していない「悪い結果」を受け取ることになる。
- そう考えると、IELTSでは悪い結果を受け取るのがある意味当たり前で、良い結果を受け取る方がレアである。
停滞期は必ずくる
停滞期は必ずやってくる、むしろ来るのを楽しみに待っておけ
- IELTSのスコアがなかなか伸びずに停滞期に入るケースがある。
- 勉強開始後、最初は順調に伸びるが、やがて同じペースで勉強しても結果が全く伸びない時期がやってくる。これは語学学習の宿命。
- ダイエットと似ている。最初は体重が順調に落ちるが、やがて体重がピクリとも動かない時期が来る。でもこの間に次のステージに向けて体質が変わっている。そして停滞期を抜けるとまた減量が加速する。
- IELTSも同様で、スコアが伸びない時期は、次のスコア水準に行くのに必要なスキルを1つずつマスターしている状態。全部のピースが揃わないとスコアとしては現れないが、最後のピースが揃った瞬間に突然ブレイクスルーが起こり、スコアが伸びる。
- もったいないのが、一定期間結果が出ないことに対して「あきらめてしまう」こと。
- 初心者はむしろ低迷期が来るのを楽しみにしておく。この時期を超えるとぐっと伸びる時期がやってくるのだから。
正しい対策ほど一時的に落ちる
正しい対策をしたら一旦スコアは下がるもの
- 「正しい対策をしたらスコアは上がるものだ」と思うのが普通の感覚。しかし、IELTSにおいては「正しい対策をした場合、一時的にスコアが下がる」ことがある。
- 例えば、成長途上の陸上選手が、我流のフォームで伸び伸び走れば、ある程度まではタイムは伸びる。でも世界レベルで戦うには、我流だと限界にぶつかる。科学的に分析して、正しいフォームを身につける必要がある。そして、その過程では、体の動かし方について色々な点に気をつけなければならないので、一時的にパフォーマンスが落ちることもある。でも、無意識に正しい動かし方が出来るようになった後は、それまで超えられなかった限界を越えられるようになる。
- IELTSもリーディングで言うなら、最初の頃は、全文を読まずに分かる単語から何となく意味を推測していたり、感覚で選択肢を選んでいる。これは言ってしまえば我流のフォーム。感覚に頼っているのでスピードは速いかもしれないが、精度や再現性に限界があり、必ず壁にぶつかる。その壁を突破するには、正しいフォームを身につけるしかない。
- そこで正しいフォームを身につける努力をすると、構文や細部に気を配りながら読むことになり、感覚で読んでいたときよりも、むしろ時間がかかるようになる。そして、その結果として、一旦スコアが落ちることがある。
- ただ、これは極めて正しい道。IELTSで一度スコアを落としても、正しいフォームを信じて継続すると、やがてその読み方が完全にマスターできて、その後にガツンとスコアが上がる。それまで何度挑戦しても超えられなかった限界をあっさり超えていく。
- 一生懸命やっているのに結果が悪化するというのは、なかなか受け入れ難いこと。でもこれが限界を超えるための一歩であることを理解したい。
②モチベーションが下がる要因と対処法
スコア不振
落ち込む前に原因を考えろ
- まず受験回数10回未満の方、大丈夫。落ち込む必要はない。落ち込むのは10回失敗してからでいい。落ち込む時間があったら何が課題か、どんなスキルが足らないのかを徹底的に分析したい。そして同じ過ちをしないよう次の試験に向けて準備する。落ち込むのではなく、結果が出なかった怒りを次へのエネルギーに変える。
- 受験回数10回以上の方、さすがに落ち込む気持ちは少し理解できる。環境のせいにしたり、自分の根本的な語学能力のせいにしたりしたくなる。でも低迷しているのには必ず原因がある。10回以上同じスコアで低迷している場合、次の2つの可能性を考えてみる。
- 1.同じスコアでも中身は変わってないか
- 2.何かが根本的に間違っている可能性はないか
1.同じスコアでも中身は変わってないか
- 例えば4セクションの平均が5.75の切り上げでオーバーオール6.0だったのが、6.125の切下げでオーバーオール6.0になっている場合、オーバーオールのスコアこそ変わってないが、その中身は良くなっている。
- この場合、自信を持ってよい。今あなたの英語力の質が変わっている大事な時期。ここで脱落することなく、次のチャレンジで壁を破る気持ちで取り組む。
2.何かが根本的に間違っている可能性はないか
- スコアが全く動かない人、むしろ下がっている人など、この原因を疑ってみる。
- 優先づけが間違っていたり、徹底度合が低いとある地点からさっぱり伸びなくなる。
- 本当に多くの人が以下のような原因で低迷している。
- 基礎力(単語・文法)がないままテクニックや練習問題ばかりに走ってないか?
- 理解をいつも曖昧なまま済ませていないか?分からない箇所をそのままにしていないか?
- 好きな分野ばかりを勉強し、苦手な分野から逃げていないか?
- 明確な根拠がないまま何となくの感覚で答えていないか?
- 練習問題で間違った問題の分析が徹底できているか?解きっぱなしになっていないか?
- 覚えようと思ったことを何度も見直して忘れない工夫をしているか?
- 勉強するときに圧倒的な集中力で勉強できているか?
- 勉強時間が圧倒的に足らないのではないか?
- 試験本番に向けたコンディショニング作りに意識が向いているか?
- これらの間違いは自分ではなかなか気付きにくいが、結果が出ていないということは何か原因があるはずなので、厳しく真っすぐ自分を振り返ってみる。
人間関係
コントロールできない人がいることを認める
- 日常の中で起こるトラブルの大半は人間関係である、と言われるぐらい、人間関係は大きな要素。例えば、「親や夫婦など近い人に留学することを反対されている」「次に進もうとしているあなたの足を引っ張っている人がいる」とか。
- その人の言うことに引きずられると、知らず知らずのうちに自分のモチベーションが低下していく。こういったケースは「コントロールできるものと出来ないものを分けて対処する」ことが大事。
- 例えばあなたの留学に反対している人がいた場合、その人の考えを説得して変えることは基本的には難しい。特に、親や恩師、会社の上司のような目上の人の場合は。格下の人間から見て各上の人間は自分でコントロールできない存在と考えた方が良い。
コントロールできない人とは一旦距離を置け
- コントロールできない人たちを説得しようとすることはさっさと諦めた方が良い。
- 「何とか説得したい、自分の気持ちを理解してもらいたい」という気持ちも分かるが、所詮、価値観が違うと割り切る。他人の価値観を変えるというのは、よほどのことが無い限り無理。
- だから、一旦距離を置く。コントロールできないものをコントロールしようとするのは自分が疲弊するだけ。人間関係を完全に断つ必要はないが、自分の気持ちを伝えることは一旦控える。
- 結果が出さえすれば、やがてその人たちも分かってくれる。それまでは無駄にエネルギーを使ったり、自分のモチベーションを下げる要素は排除する。
時間泥棒
時間が奪われるとモチベーションも奪われる
- 仕事に追われる、家事に追われる、子どもや親の世話に追われる、というのは、誰にとっても起こりえる話。
- そこで「時間がない・・・」「疲れた・・・」から「新しいことに取り組む気が出ない」という気持ちになるのは、モチベーション低下の王道パターン。
自分の思い込みが自分の時間を奪っている
- 忙しさに勝つためには、自分の時間を奪うものを取り除いていくしかない。
- ここで問題になるのが、「自分で勝手に取り除けないと思い込んでいる」ケース。毎日の仕事を取り除けないか?「いやいや、無理」と条件反射的に思うかもしれないが、「無理」ということからスタートするとこれ以上話が進まない。
- そもそも肉親が急に亡くなったり、自身が急に病気になった場合、仕事は普通に休む。そして休んで、多少迷惑をかけることがあっても、それで一生立ち直れないようなダメージを受けることはない。1日、2日、自分がいなくても、社会は普通に回る。そして、数日経てば何事もなかったように元の状態に戻る。
- 大抵の仕事は、そうしなければならないと自分が勝手に思い込んで作っている仕事。やらなかったら死ぬわけじゃない。であれば、まずは「やらない」という極端な選択肢からスタートしてみる。そうすると自分の時間を奪っていたものが、極端に減っていく。
- 「人に頼めばやってもらえること」「お金を払えば解決すること」「準備をしっかりしておけば時間短縮できること」「サボっても他人には分からないこと」はどんどん実行して、自分の時間を確保する。
もっと自分本位でいい
- 時間は有限なので、お金よりも大切な資産。失ったお金は取り戻せる可能性があるが、過ぎてしまった時間は何億積んでも取り戻せない。
- 大抵の場合は「目の前の仕事よりも、IELTSの勉強の方が大切」。今目の前にある仕事は、あなたの一生を決めることではない。それよりもIELTSで目標スコアを獲って留学や移住の目標を叶える方が、あなたの一生にとっては意味と価値がある。
- 自分の目標を叶えるためなら、もっとわがままにやっていい。
健康不良
IELTSよりも優先すべきは体と心の健康
- 身体・精神の健康面が損なわれることも、モチベーションを低下させる大きな要因。身体的な苦痛や精神的なストレスを感じながら勉強するのは無理筋。
- 目の前の仕事よりIELTSは大事だが、IELTSよりもさらに大事なのは自分の健康。だから、モチベーションや勉強の集中力を下げるほどの病気については、最優先で治療を行うべき。仮にそのまま勉強をしようとしても、それはあまり身にはつかない。
- 一旦中断してでも、健康を取り戻してから勉強を再開した方がずっと効率が良い。そのまま続けても効果はなく、時間という最も重要な資産を非効率に減らし続けていくことになる。
環境不良
環境の影響は積み重なると大きい
- 知らず知らずのうちにモチベーションにブレーキをかけているのが周囲の環境。
- ガタガタする小さい机、動くたびにギーギー言う座り心地の悪い椅子。気にしていないつもりでも蓄積すると集中力とやる気に対して結構なダメージになる。
- 机の周りが散らかっている場合や、勉強部屋の周辺が騒がしい場合も、早急に手を打った方が良い。目に入る誘惑、耳から聞こえる雑音、そういったものが、少しづつ集中力を奪っている。
- これらは、自分の意識している領域ではなく、無意識の領域で感じるものなので、普段はあまり気付けないかもしれない。でも無意識で感じたものは、そのまま行動に表れる。仮に頑張ってその行動を続けたとしても、成果が出ず、モチベーションを低下させる、という悪循環に入ってしまう。
”静寂”に投資する
- 質の高い机と椅子に投資することの効果は絶大。椅子に座って机に向かうときは、ピリッと引き締まった気持ちになる。
- 自宅で集中できない場合は自習室を契約する。集中できる静寂環境を手に入れるためにはお金は投資すべき。
- 勝負の日はホテルを予約して、1泊2日の一人合宿をしても良い。投資している分、集中力は嫌でも高まる。
③モチベーションの引き上げ方
学習初期のモチベーション引き上げ法
目標を「より具体的に」イメージする
- 「目標を持つことはモチベーションを高める」とよく言われるが、ここでさらに強調したいのが「可能な限り具体的にイメージする」ということ。
- 例えば「カナダに留学したい」よりも「カナダのトロント大学に留学したい」の方が具体的であり、「トロント大学に留学して『データ・ドリブン・マーケティング』という授業を受けたい」という方がより具体的。具体的であればあるほど、イメージがしやすくなり、モチベーションにつながる。
五感・時間軸・言語化でさらに具体化する
- さらに文字上だけで考えるよりも、画像や映像にして考えた方がより具体化する。行きたい場所、やりたいことを示した画像やYoutubeでの動画があれば、それを視聴してみると良い。
- さらに、その目標としている場所に実際に訪問して、先に自分が目標としている生活を実践している人の話を聞くと、五感で実感が出来るので、より具体的にイメージできる。
- そして絶対に具体的な日付を意識した方がモチベーションが高まる。例えば「来年留学したい」よりも今年の12月31日までに出願を終えて、来年の4月30日までに現地に渡航したい」の方が具体的。
- 最後に、それらを頭の中でぼんやり思っているよりも、紙に書いて具体的に文字にしてみたり、人に宣言して具体的な言葉にする方が、よりイメージははっきりする。恥ずかしがらずに、どんどん目標は語った方が良い。
低迷時のモチベーション引き上げ法
「仮説」を持つ
- PDCAサイクルは、計画を立て(Plan)、実践をし(Do)、計画と実践とのギャップを分析し(Check)、改善する(Action)、そしてまた次の計画を作り直す。これを繰り返すことにより、人や組織は成長できるとする理論。
- ポイントは頭の「計画」部分。「計画」と言うよりも「仮説」と言った方が良い。
- 「ひょっとしてこれやったらうまくいくんじゃね?リスト」
- 「これだったらできるんじゃね?スケジュール」を作る
- 仮説は、その先に「うまくいくかもしれない」というワクワクしたイメージをすること。仮説がうまく作れると、計画を作るのも楽しい、実行するのも楽しい、という感じになって、勝手にPDCAサイクルが回り出す。うまく回り出したら成長は早い。
- 是非自分なりの「仮説」を見つけてPDCAを回し始めるべき。それが成長の原動。
小さな進化を可視化する
- せっかく目標を具体化して、仮説を作って、行動したとしても、その成果が実感できないと、モチベーションが続かない原因になる。そのためには、小さなもので良いので、進化が実感できるようにした方が良い。
- 進化を実感する最も分かりやすい指標はIELTSのスコア。どこか1つのセクションで良いので、少しでもスコアが上がると、進化は実感できて、励みになる。
- しかし、残念なことに、IELTSのスコアというのは0.5点刻みで刻みが大きすぎるので、スコアには反映されないことも多々ある。1年勉強しても、オーバーオールのスコアが変わらない、ということはよくある。
- その場合は、もう少し短いスパンで進化を実感できる指標を持ちたい。その最も良い方法は、勉強の記録を残すこと。
- エクセルで計画表を作るなら、そのセルに色付けをしていくことで、実際にその計画を消化できたかどうかが一目瞭然になる。モチベーション維持の観点からは、自分がやってきたことを見える化するというのは、大事な要素。
こんなイメージ↓

やめたくなったときのモチベーション引き上げ法
弱みを強みに、ピンチをチャンスに変える
- 何度も受験しているのにそれでも成果が出ないと「私は本当にダメなんだな、才能無いんだな」と思ってしまうかもしれない。これも、モチベーション低下の原因の1つ。
- でもこれも考え方1つで、やる気に変えられる。それは「今あるこの苦しみや挫折は、将来同じように苦しんだり挫折したりしている人を救うために経験している」と考えること。まさに逆転の発想。
- 周囲の人に留学を反対されているという状況の場合、「周囲に理解が得られないな、自分が間違っているのかな」と思うと、モチベーション低下につながるが、「この怒りを、自分の成長につなげて、結果を出して見返してやる」と思ったら、逆にモチベーションになる。
- 今起こっている「現象」と、それがどういう意味を持つかという「解釈」とは全く別もの。だから解釈次第で、現象は良いものにも、悪いものにもなってしまう。
- であるなら、どうせなら良いものに解釈して、次の行動につなげた方が得。弱みを強みに、ピンチをチャンスに、という発想法を持つことはとても大事。
④IELTS学習を中断せざるを得ないとき
IELTS学習を中断する2つのケース
ケース1:本来の目的は持ち続けているけれどもやむを得ない理由がある
- 「出願書類を作成しなければならない」「転職、異動があり、仕事に集中しなければならない」「出産や病気など学習ができる状況ではなくなった」などの場合
- これらの理由で学習を中断する場合は、理由が明確であり、IELTS学習の目的は見失っていないので、比較的学習の再開はしやすい。
ケース2:IELTS受験に疲れた・嫌になった
- 「本来の目的を見失いつつある」場合と言っても良い。
- 人間なので2年以上も同じ学習に取り組み続けていると多少なりともモチベーションは下がる。ときには、一度IELTSから離れてリフレッシュする期間が必要と感じることもある。
- ただ気を付けないと、こういった理由で中断した場合、そのまま二度と復帰できなくなる人たちが多い。なぜなら一度大変な思いをしたIELTS学習にわざわざ戻りたいと思う人は少ないから。
ケース1:やむを得ない理由で中断する場合の注意点
再開時に使えるノートを準備しておく
- 中断中に、これまで取り組んできたものが無になってしまわないか、という不安がある。
- この不安を解消するために、ここまで学んできたことをノートにまとめておく。現時点で持っている知識や感覚、ノウハウなどなるべく詳しくノートに書いておく。
- 一度ノートに書き出すことで、忘れてしまうかもという不安を解消することが出来、学習再開時にも、そのノートを見れば、中断前の状態に短時間で戻すことが出来る。
リスニングの多聴だけは継続しておく
- やむを得ない理由で中断する場合でもリスニングの多聴だけは継続する。リスニングの感覚だけは中断するとどんどん落ちてしまうから。
- 1日20分で良いので、英語ニュースを聞く時間を取るようにする。どんなに忙しくても20分ぐらいは時間を取れるはず。通勤通学中でも良いし、朝起きてすぐでも良いし、仕事中トイレの個室にこもって聞いても良い。
ケース2:IELTSに疲れて中断する場合の注意点
実は継続する方が楽
- 中断後に再開するときは想像以上のエネルギーが必要になる。なので、完全に中断せずに、ペースは落としても良いので、継続する方が実は楽。
- 中断の決断は、再開時の大変さをイメージした上で行うこと。
2週間以内に戻ってくる
- どうしても中断する場合、絶対に守ってほしいのが中断の期間。
- 最長で2週間までとする。2週間あれば疲れも癒え、気持ちも落ち着く。冷静に本来の目的のことも考えられるようになる。
- その代わり、それ以上は休まない。
- 中断期間が終わりに近づくと、もっと休んでいたい気持ちが出てくるが、これには何とか打ち勝つ。2週間を1日でも越えたら、もう二度と戻れないぐらいの気持ちでいる。実際、中断期間は長くなればなるほど、再開は難しくなる。
リスニングだけは継続しておく
- もしIELTSに疲れただけで英語自体は嫌いではない、ということであれば、リスニングだけは継続した方が良い。その際の音源は、好きな音源で構わない。映画でもスポーツでも洋楽でも良い。触れないよりは触れた方が良い。
再開の日は必ず決めておく
- 英語自体が嫌いだという場合は、リフレッシュのためなので、中断の間、無理に英語は触れなくても良い。その代わり、中断の期間はなるべく短くする。手帳に再開の日付を明確に記載しておく。
- 頭の中で「だいたい1週間ぐらい休もう」のような感覚でいると、そのままズルズルいく。何月何日に再開する、そのときは〇〇の学習から始めるという点を明確に決めて、そして決めるだけではなく手帳にも書いて、そこまでやったら後は思い切って休む。
二度目の中断は命取り
2回目の中断後に復帰できる人はほぼいない
- 二度目の中断はどんな理由があってもしない。
- 一度目の中断でも、特に2つ目の理由の場合は再開できる人がかなり少ないが、二度目の中断を経て、再開できる人はさらに少ない。
- 一番最初にIELTS学習を始めるときに比べて一度中断を挟んだ後再開するのは、2倍ぐらいのエネルギーを必要として、二度目の中断を終えて再開するときは4倍ぐらいのエネルギーが必要になるイメージ。それだけ二度目の再開は大変。
- IELTS学習は一度始めたら卒業まで休みなく一気に突っ走る、というのが一番効率的で楽な方法。
- 既に一度中断を経験してしまった方も今後は卒業までは継続するようにする。
⑤一度中断したIELTSの勉強を再開するとき
再開にはエネルギーが必要
再開にはエネルギーが必要
- 間を空けて再開するときは、非常に強いエネルギーが必要。車でも、エアコンでも、最初の始動のときが一番エネルギーを必要とするが、それと同じ。
- その理由は、一度目の中断の段階で、IELTSを継続することの辛さが分かっているから。そんな苦労が待っていると何も知らずにスタートするときに比べて、ある程度大変さを知ってしまってから再起動するのは、その分、かなり大変。
- ある程度走りだしてしまえば、その勢いがあるので、弱いエネルギーで動き続けることが出来るが、最初がとにかく大変。
これがラストチャンスと考える
これがラストチャンスと考える
- 2度目の始動をしたら、この次は最終結果が出るまでは決して中断しない。
- 1回の中断の後でさえ、再始動には、最初のとき以上のエネルギーが必要。もし、2回目の中断をしてしまったら、3回目の始動に必要なエネルギーは、最初の再開時のエネルギーよりも遥かに大きい。つまり、2度目の中断をしてしまったら、その人は恐らく3回目の復活はできない。2回目のチャレンジが最後のチャンス。一度中断した後に再開するのは、それぐらいの覚悟と気合いでスタートさせなければならない。
- 出来るなら最初からそういった中断は避けた方が良い。辛くても、結果が出なくても、少々仕事が忙しくても、少しづつで良いから継続することが、一番楽な方法。
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