3-2)4つの基礎スキルを身につけて”聴き取れる”状態を作る(無料公開版)
2025.12.21

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リスニング基礎スキルとしての「単語認識力」「構文追跡力」「細部理解力」「自動解釈力」向上のためのトレーニングをまとめてみます。
① 4つの基礎スキルトレーニングの取り組み順について

基礎スキルトレーニングの取り組み順序
「①単語認識力」をつけることが最優先
- 「④自動解釈」は、「③細部理解」が出来ていることが前提、「③細部理解」は、「②構文追跡」が出来ていることが前提、「②構文追跡」は、「①単語認識」が出来ていることが前提。このため「①単語認識」が出来ていないのに②以降の取り組みを行ってもあまり効果がない。
- 過去の経験上、「①単語認識」が出来ていない人が大半。逆に「①単語認識」が出来ることで一気にリスニングスコアが上昇する人が多い。
②「基礎スキル1:単語認識力」向上のためのトレーニング

単語認識の精度とスピードが上がるとどうなるか
単語が正確にクリアに聞こえるようになる
- Before : 前後の単語の発音が混ざり合って1つの塊のように聞こえる
⇒After : はっきり1単語1単語認識できるようになる
- Before : 最初の方は聞き取れていても30秒~1分ぐらい経つと脳がついていけない
⇒After : 長い英文を聴いても最後まで聴き取れるようになる
- Before : ところどころ聴き取れる単語から全体の意味を推測している
⇒After : 推測を入れずに理解できるようになる
単語認識を阻害する2つの要因
要因1:発音認識のズレがあるため個別の単語が認識できない
- 自分が認識している発音と実際の単語の発音がズレている場合、脳内の単語リストとマッチングができない。
例えば
の発音を
だと思っていると、実際は
のような発音で、これを英文で聞いたときにcareerという単語と結びつかず聞き取れない。
例えば
の発音は
ではなく、前後の単語の発音がくっついて
のような発音になる(これをリエゾンと言う)が、これが聴き取れない。
要因2:聞き取った単語を脳内の単語リストとマッチングする検索スピードが遅い
- 音が聞えたときに、脳内の単語リストとマッチングするのに1秒かかってしまうと、その1秒の間に次の単語の音が入ってくるため、脳の処理が追い付かなくなる。
- 0.5秒以内のマッチングができるようになると、ほぼナチュラルな英語と同じ速度で脳の処理が行われるようになる。
「要因1:発音認識のズレがある」場合の対策【限定公開】
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「要因2:脳内検索スピードが遅い」場合の対策【限定公開】
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対策を忠実に実施すると何が起こるか
劇的な効果が感じられる
- 早い方ならば4-5日目から音源の聞え方に大きな変化が現れる。効果としてよく聞かれるのが以下の2つ。
- ①音源がゆっくり聞こえる
- ②1単語1単語がはっきり聞こえる
- 変化として「何となく聞え方が変わったかな・・」というレベルではなく、「え!何コレ!」「全然違う!感動・・・」というレベルでの劇的な変化が感じられる。
- この変化の理由は、脳内の単語リスト検索スピードがアップしたから。
- 例えば、立ち止まっている人間のすぐ横を新幹線が通過したとき、速すぎてよく見えないが、新幹線と同じ方向に車や電車で移動している人間から見た新幹線はゆっくりに見える。
- これと同じように、脳内の処理スピードが遅かったときは、とても速く不鮮明にしか聞こえなかった英語が、脳内処理スピードがアップした結果、ゆっくりに聞こえて、一単語一単語がクリアに聞こえる状態になる。
効果の継続時間は短い
- こういった変化を感じられた場合も、残念ながらその効果は長くは続かない。
- 脳は鍛えられている間は、どんどん回路が発達していくが、鍛えるのをやめた瞬間から退化が始まる。
- 初めて訓練を行った場合、1週間のトレーニングに対して、効果はせいぜい2日で消える。
- 効果が消えたら再び1週間のトレーニングを実施すると効果が3-4日続くようになる。しかし、やがて消えるので、その後、3回目のトレーニングを実施すると、効果は5-6日継続するようになる。
- トレーニングを継続すればするほど効果が長続きするようになるので、その効果が出ているうちに受験をするのが効果的。
③「基礎スキル2:構文追跡力」向上のためのトレーニング

構文追跡の精度が上がるとどうなるか
英語が構文構造として聴き取れるようになる
- Before : 単語は分かるが構文構造が意識できない
⇒After : 音源を一度聴いたら構文構造が認識できるようになる
構文追跡を阻害する要因
主に以下の2つが正確な構文追跡を阻害しています。
要因1:単語の羅列を意味のあるまとまり(塊)で捉える力が弱い
- 例えば「前置詞+名詞」を1つの修飾語として塊で捉えることができずに、全単語を同じように聴き取ろうとしてしまう。
要因2:修飾語やパラレル、従属節が入ったときに主語と述語を見失う
- 主語と述語の間に修飾語が入ったり、主語の前に長い従属節が入ったり、述語がandでつながれた2つのパラレルだったときに、文章の骨格が見えなくなってしまう。
「要因1:単語の羅列を意味のあるまとまり(塊)で捉える力が弱い」場合の対策【限定公開】
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「要因2:修飾語やパラレル、従属節が入ったときに主語と述語を見失う」場合の対策【限定公開】
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構文追跡のためのトレーニングを行うとどうなるか
構文を捉えられる確率が上がる
- 1週間ほど続けると2つの効果が現れる。
- ①ある程度先を予測しながら余裕をもって次の単語を待てる状態になる
- ②長い英文や複雑な構文を正確に理解できるようになる
- 塊や構文で捉えられるので、誤った理解をする確率が減る。
- IELTSリスニングセクションで言えば、Part2やPart3での正解率が上がりやすくなる。
④「基礎スキル3:細部理解力」向上のためのトレーニング

細部理解の精度が上がるとどうなるか
音源を聞いて必要な情報と必要でない情報の区分が出来るようになる
- Before : 細かい情報を聞き逃し(あるいは聞き流し)大まかには理解できるが正確な理解ではない
⇒After : 前置詞や接続詞、時制、助動詞、単複など細部(上記の赤文字部分)を正確に聴き取り、正確なニュアンスが掴める
- Before : 耳に入ってくる様々な情報すべてが気になり、本当に必要な情報が見極められない
⇒After : 正確なニュアンスを掴んだうえで、必要な情報(黄色のマーカー箇所)と必要ない情報(グレーのマーカー箇所)を判別することができる
細部理解を阻害する要因
要因1:細部に対する聴き取り意識が弱い
- 日常会話などでは大まかな意味が分かれば支障ないことが多いため、細かいところを気にせず、聞き流すクセがついてしまっている。
要因2:早く弱くしか発音されない細部が聞き取れない
- 時制、助動詞、単複、前置詞などは発音が弱いため聴き取れていない。
「要因1:細部に対する聴き取り意識が弱い」場合の対策【限定公開】
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「要因2:早く弱くしか発音されない細部が聞き取れない」場合の対策【限定公開】
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細部理解のためのトレーニングを行うとどうなるか
引っ掛け問題に引っ掛からなくなる
- 1週間ほど続けると2つの効果が現れる。
- ①経験から来る勘に頼らずに、土地勘がないテーマでも理解しやすくなる
- ②難易度が高い選択肢問題の引っ掛け問題や地図問題で不正解を回避できるようになる
- 細部を正確に聴き取ることで、勘に頼った回答ではなく、きっちりと根拠を持った回答ができるようになる。
- 正確な理解により、メリハリの利いた聞き方ができるため、引っ掛け問題に引っ掛かることが減り、正解率が高まる。
⑤「基礎スキル4:自動解釈力」向上のためのトレーニング

自動解釈の精度が上がるとどうなるか
長い英語を聴いても疲れにくく、内容も忘れにくくなる
- Before : 単語認識、構文追跡、細部理解を常に意識して行っている
⇒After : これらの処理を無意識にできるので意味の解釈に集中できるし、長い英文を聴いても疲れない
- Before : 文字情報として理解しているので、細かい間違いに気づきにくく、記憶も残りにくい
⇒After : イメージや映像として理解できるので、理解も早く忘れにくい
自動解釈を阻害する要因
要因1:単語認識、構文追跡、細部理解のトレーニングの分量が少ない
- 人間は経験した回数が少ない行動は意識しなければできないが、何度も繰り返し同じ行動を行うことでやがて無意識でも出来るようになる。
要因2:単語や構文を「文字情報」として捉えており、映像化ができていない
- 聴き取れた英文を文字ではなく、イメージ・映像で捉えると、解釈までの時間が短縮でき、聞き取れた内容が記憶に残りやすくなる。
「要因1:単語認識、構文追跡、細部理解のトレーニングの分量が少ない」場合の対策【限定公開】
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「要因2:単語や構文を「文字情報」として捉えており、映像化ができていない」場合の対策【限定公開】
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自動解釈のためのトレーニングを行うとどうなるか
先読みが間に合わない場合でも正解率が確保できる
- 数週間ほど続けると解釈の速度が上がり、情報が記憶に残りやすくなる
- 意味理解に集中し、かつ脳内で映像化しながら聴くことで解釈の正確性、速度、記憶への定着度などが改善し、設問先読みが間に合わなかった場合も、記憶に残った内容を頼りに回答することが出来るようになる。
⑥トレーニングの環境を整える時間が無い方へ
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