「ライティングで添削を受けるとき、時間を気にするべきですか?」に対する答え

こんにちは。藤本です。

今回はライティングの添削の受け方についてのお話です。

 

ライティングでは最終的に添削を受けて自分のライティングの課題を明らかにしたり、覚えたことをアウトプットしていきますね。

そこで疑問に思うのが

「添削用のライティングは時間をかけてじっくり作るのが良いのか、それとも本番同様に時間を意識して制限時間内で書くのが良いのか?」

という部分です。

 

もしこういった疑問すら抱かずに制限時間内で書くことだけを意識していた方がいたとしたら、是非今回の記事は読んで頂きたいです。

 

まずは結論から。

正解は

「時間をかけてじっくり取り組むべき」

です。

 

その理由を説明しますね。

それは目標スコアに求められる基準を持つのが先、ということです。

 

例えば現在ライティングスコア5.5だったとします。

目標は6.5です。

この目標とのギャップは1.0ですね。

 

もし本当の実力は6.5なのに、1時間の制限時間内で間に合わないからスコアが5.5だとしたら、制限時間を考えずに3時間かけて書けば6.5取れるという理屈ですね。

 

多くの方はこう考えると思います。

ところが、実は違うんですね。

 

私のライティング対策講座では添削課題を取り組むのに、特に最初の方は、時間は度外視して

「時間をかけて、自分としては最高の出来で書いてください」

とお伝えしています。

だから、皆さん時間をかけて書いて頂きます。

 

しかし、そのライティングを添削すると、だいたいその方が本番で出るスコアと同じぐらいのスコアになります。

時間をかけようがかけまいが、同じスコアであるということです。

 

つまり目標スコアに届かないのは時間が足らないからではない、ということです。

そもそも書いているライティングの質が5.5の質だったということですね。

 

どうですか?

ちょっと意外ですか?

 

でもこれは本当に多いパターンです。

 

この場合、添削は時間制限を意識して短い時間で書こうとしてはいけません。

 

まずは長い時間をかければ目標スコアが取れる、という状態にすることが優先です。

6.5のライティングを書こうと思えば書ける、という実力を作るんですね。

 

それが出来れば次に行うのが、制限時間内でその実力を出せるようにトレーニングすることです。

この順番を間違えてはいけません。

 

ということで、添削に取り組むなら、まずは時間をかければ目標スコアが安定して取れるという実力を作りましょう。

制限時間を意識するのはそれからです。