こんにちは。自宅引きこもり中の藤本です。
IELTS学習を行うにあたっては、私はよく「集中できる環境を作れ」ということをお伝えしています。
これは何より重要です。
リンカーンが
木を切り倒すのに8時間与えられたら、私は最初の6時間を斧を研ぐのに費やす
という名言を残していますが、IELTSの場合、その「斧を研ぐ」に当たる作業が、集中できる環境を作ることです。
その集中できる環境作りにあたって、これまで私がお勧めしていたのが、「集中できる場所を探す」ことでした。
カフェとか、図書館とか、自習室とか、そういった場所で勉強するとかなり集中できますよね。
私自身もよくそういった場所を使っていました。
ところが、今は外出自粛の流れの中で、そういった選択が取りにくい状況ですね。
自宅で勉強せざるを得ない状況になったわけです。
そこで、今回は自宅で集中する方法を7つ挙げてみたいと思います。
目次
1.集中を妨げるものを取り除く
まずはデスク周りを片付けましょう。
目に入る範囲だけで構わないので、集中力を削ぐものを取り除いて、目が届かない範囲に移動します。
マンガやゲームが目に付く場合は、移動しましょう。
スマホがあってしょっちゅうメッセージが届く状態ならメッセージを切るか、スマホを別の場所において充電でもさせておきましょう。
パソコンがあるとどうしてもYouTubeを見てしまうという場合は、パソコンはオフにしましょう。
これがまず最初のステップです。
2.集中しやすい「視界」を作る
片付けてすっきりした視界の中には、逆に勉強のきっかけになるものや集中しやすいものを少し置いておくと良いです。
例えば、目標を書いた紙や、志望校の写真など、それを見ると燃える、というものがあるなら、それが視界の中に入ってくるように貼り出しておきましょう。
また、視界の中に観葉植物など緑が入るのは集中力を保つのに良いと言われています。
小さい観葉植物をデスク周りに置いておくのはお勧めです。
3.集中しやすい「音環境」を作る
音環境は集中力に大きな影響を与えます。
人によって無音が良い方と、適度な雑音があると良い方に分かれますね。
自分にとって集中できる音環境を作りましょう。
カフェだと集中できる、という方は雑音やBGMがあった方が良い派だと思います。
YouTubeには、カフェでかかっているようなBGMを数時間流してくれるものもありますので、私はよくそれを聞きながら仕事しています。
「BGM カフェ」と検索するとたくさん出てきます。
他にも「海の波の音」とか「川の流れの音」とか「雨の音」とかを延々流してくれるものもあります。
自然派のあなたはそういった音源を使ってみて下さい。
4.朝中心のスケジュールにする
1日のスケジュールのメリハリをつけます。
これは1日中勉強や作業をしていると分かりますが、1日の中でも集中力や脳の働きは圧倒的に朝が良いです。
なので、暗記や何かを考えたりするのは、朝にします。
現在、学校も休校でお子様が昼間自宅にずっといる場合もあると思います。
その場合も、早朝のお子様が起きる前であれば、家の中も静かで勉強に集中できます。
今回の外出自粛をきっかけに早起きの習慣にして、朝食前に一仕事終えるようにできると良いです。
逆に夜はあまり頭を使わずに手を動かせばよい作業の時間に充てます。
そうして1日の中でもメリハリをつけるようにしましょう。
5.締め切りの時間を作る
1つの勉強を行うときに締め切りの時間を作るのは有効です。
人は締め切りがあると集中できます。
例えば、単語の勉強は8時までに終わらせる、と決めて、その締め切り時間が来るまでは頑張って覚える、という感じで行うとかなり集中力を高めることが出来ます。
締め切り時間が来たら、適度に休憩を入れて、また次の勉強を締め切り時間を設定して行います。
お勧めなのは、50分集中したら、10分休憩を入れるサイクルです。
小学校の時間割と同じですね。
とにかく集中したければ、終わりの時間を決めておく、ということです。
6.ストップウォッチを活用する
このブログでも何度かお勧めをしておりますが、ストップウォッチは集中力を高めるのにとても有効なツールです。
刻々と時間を刻んでいく様子が可視化されるため、より集中度を高めてくれます。
5.でお伝えした締め切り時間までのタイムを計っても良いですし、もっと細かく、例えば1ページ分の単語を覚えるのに5分で覚えると決めて、その5分を計測するときにも有効です。
ちなみに、今私自身もストップウォッチをつけて30分以内に書き終えると決めてこの記事を書いています。
7.机と椅子に投資する
最後に、もしかすると今すぐには出来ないかもしれませんが、一番有効な方法をお伝えします。
それは、机と椅子に投資することです。
今は家具屋も閉まっている可能性があるので、そういった場合は、今すぐは対応しにくいかもしれませんが、今回のコロナ騒動を受けて、今後は、自宅でも仕事や学習を行うシーンはどんどん増えていくと思います。
自宅で過ごす時間が長くなるわけです。
だからこそ、机と椅子は良いものを揃えたいです。
動くたびにギーギー言う椅子や、狭くて何か作業をするたびに片付けなければならない机だと集中しにくいです。
また椅子によっては腰痛の原因になったり、長時間座れなかったりするものもあります。
値段がする机と椅子はやっぱりそれなりの価値があります。
インターネットで調べればたくさん情報は出てきますので、自分に合った机と椅子を準備しましょう。
それぞれ数万円を投資しても、それで集中できるなら十分に投資価値はあります。
まとめ
ということで、自宅を集中空間に変える方法を7つお伝えしました。
最後にお伝えした通り、今の状態は一時的なものではなく、今後、自宅で勉強や仕事をするシーンは増えるはずです。
今回のことをきっかけに、しっかり集中できる環境作りについて、取り組んでもらうと良いと思います。