こんにちは。藤本です。
リーディングで、難しい単語が出て、それが何度も何度も出てくるってことありませんか?
パッセージ全体で、その分からない単語のことについての説明になっている、でも、肝心のその単語が分からないので、内容が全然頭に入ってこない、みたいなシーンですね。
こういったときに、
「先を読めば何とか理解できるかな」
という感覚で、良く分からないまま読んでいくとドツボにはまります。
読んでも読んでも分からないし、かえって頭が混乱してきます。
こういったときは、もう一度勇気をもって第1パラグラフに戻りましょう。
多くの場合、第1パラグラフの頭の方に、その単語の説明や定義が書かれていることが多いです。
例を挙げます。
公式問題集ケンブリッジ12のアカデミックモジュールを開くと、最初のTest5のパッセージ1はCorkについての話です。
ですが、Corkという単語がよく分からなければ、最後まで何の話は分からなくなります。
しかし、第1パラグラフの1行目に、しっかりとCorkの定義が出ています。
文章のド頭なので、結構さらーっと読み流してしまうことが多い箇所です。
しかし、これを見逃すと、その後の致命傷になります。
万が一、読み飛ばして、そのままパッセージの途中まで読んでいたとしても、何度も出てくるキーワードであるCorkがよく分からないと感じた場合は、この1行目に戻るべきですね。
もう1つ例を。
今度はジェネラルトレーニングモジュールの公式問題集12です。
Test5のSection3はautomataについての話ですが、この単語が分からない場合、最後まで理解が曖昧になります。
このパッセージもやはり第1パラグラフの1行目にautomataの説明が書かれています。
ここをしっかり読むようにしましょう。
ということで、パッセージのキーワードの説明は第1パラグラフの頭の方に出るということです。
本番でも、このことを覚えておくだけで助かることがあるので、しっかりと頭に記憶しておきましょう。