3か月後にIELTS6.5を獲るための勉強法 ⑪3か月でやったこと

こんにちは。藤本です。

「私がスコア5.5だったら、3か月で6.5を獲得するために何をするか」という連載を10回に渡って書いてきましたが、この連載も今回で最終回です。

今回の連載は、なかなか反響が大きく

「参考になりました!」
「こんな風に時間を使わなければならないことが分かりました!」

というお声を多くいただいています。

 

今日はこれまでのまとめとして、12週間の過ごし方と、私がどんな考えでこの時間を過ごすか、という部分を書いてみたいと思います。

 

では、まず12週間の時間の過ごし方をざっと振り返ってみたいと思います。

毎日を、自宅の時間と、通勤時間に分けて考えるのがポイントでした。

各週の実施内容は以下の通りです。

 

1か月目の実施内容

1週目2週目3週目4週目
平日朝(自宅)30分~1時間単語単語
Sネタ準備
LシャドーイングW文法
平日朝(通勤・徒歩+待ち時間)30分L多聴L多聴L多聴L多聴
平日朝(通勤・電車)30分単語単語
Sネタ準備
単語単語
平日夜(通勤・電車)30分単語単語
Sネタ準備
Sスクリプト準備W文法
平日夜(通勤・徒歩+待ち時間)30分L多聴L多聴L多聴L多聴
平日夜(自宅)30分~1時間単語単語
Sネタ準備
Sスクリプト準備W文法
土曜(自宅)5時間L多聴
R構文
L多聴
R過去問
L多聴
R過去問
L多聴
L過去問
W文法
日曜(自宅)5時間L多聴
R構文
L多聴
(予備)
L多聴
Wノート作成
L多聴
Wノート作成

1か月目は特に基礎である単語と文法を固めて、第1回のシャドーイングを行います。

それまで勉強の習慣がなかった場合はかなり大変だと思いますが、この1か月で一気に勉強の習慣とIELTSのスコアを上げるための基礎を作り上げるイメージです。

 

2か月目の実施内容

5週目6週目7週目8週目
平日朝(自宅)30分~1時間LシャドーイングS発声練習LシャドーイングR構文
平日朝(通勤・徒歩+待ち時間)30分L多聴L多聴L多聴L多聴
平日朝(通勤・電車)30分単語Wノート暗記単語単語
平日夜(通勤・電車)30分Sスクリプト準備Wノート暗記Wノート作成Wノート暗記
平日夜(通勤・徒歩+待ち時間)30分L多聴L多聴L多聴L多聴
平日夜(自宅)30分~1時間Lシャドーイング
Sスクリプト準備
S発声練習Lシャドーイング
Wノート作成
Wノート暗記
(Sスカイプ英会話)
土曜(自宅)5時間L多聴
L過去問
R過去問
IELTS受験L多聴
R過去問
L多聴
W添削
日曜(自宅)5時間L多聴
Wノート作成
L多聴
(休息日)
L多聴
S録音
L多聴
R過去問

6週目には最初のIELTS受験が入ります。

最初の受験に向けては、アウトプット系(ライティングとスピーキング)の暗記を一度一気にやってしまいます。

試験後は中だるみの時期がやってきますが、ここを何とか踏ん張ります。

 

3か月目の実施内容

9週目10週目11週目12週目
平日朝(自宅)30分~1時間W文法Lシャドーイング(予備)S発声練習
平日朝(通勤・徒歩+待ち時間)30分L多聴L多聴L多聴L多聴
平日朝(通勤・電車)30分単語単語単語Wノート暗記
平日夜(通勤・電車)30分Wノート暗記Wノート暗記Wノート暗記Wノート暗記
平日夜(通勤・徒歩+待ち時間)30分L多聴L多聴L多聴L多聴
平日夜(自宅)30分~1時間Wノート暗記
(Sスカイプ英会話)
Lシャドーイング
Wノート暗記
(Sスカイプ英会話)
Wノート暗記
(Sスカイプ英会話)
(予備)
土曜(自宅)5時間L多聴
W添削
L多聴
W添削
L過去問
L多聴
W添削
L過去問
IELTS受験
日曜(自宅)5時間L多聴
R過去問
L多聴
R過去問
L多聴
R過去問
(燃え尽きる!)

3か月目は、最後の試験に向けて、実践練習の割合を増やしていきます。

ペースを落とさないように、毎週テーマをもって取り組んでいきます。

 

3か月を乗り切るためのマインドセット

「もう辞めたい」
「今日1日ぐらい休んでも大丈夫」

そんな思いは、早い人は3日目から、遅い人でも1か月以内にはやってくるでしょう。

そして1度乗り越えても、2度目も3度目もやってきます。

後半にはほとんど毎日やってくるかもしれません。

そこが、自分に負けるか、自分に勝てるかの分岐点です。

 

自分が何のためにIELTSに取り組んでいるのかを思い出しましょう。

海外で学ぶこと、未知の世界で暮らすこと、キャリアを構築すること、日本を外から見ること、世界の奴らと議論すること、、、

何かIELTSに取り組む最初のきっかけがあったはずです。

それを文字にして、机の前の壁か、パソコンの壁紙に張り付けておきましょう。

自分に負けそうなときは、その文字を見返すんです。

 

きついのはIELTSに取り組む人は全員一緒です。

時間がないのも全員一緒。

何度受験してもスコアが微動だにしない人なんていくらでもいます。

でもそれを乗り越えたら、一生を左右するような大きな経験が待っています。

 

だから・・・

 

たった3か月、たった3か月でいいので、本気で自分の限界に挑んでみましょう。

一生のうちに、こんな3か月があってもいいんじゃないですかね。

今はきつくても、いつかその3か月に感謝する日が来ますよ。

 

自分で決めた目標のためです。

自分の人生を切り開いていきましょう!

 

ということで、これで今回の連載は終了したいと思います。

最後までお読み頂いてありがとうございました。

それではまた。