こんにちは。藤本です。
IELTSのリーディングは、問題を先読みできるのが大きな特徴ですが、その問題先読みをしても、本文を読んでいるうちに何の情報を探しているのか分からなくなることはありませんか?
1つの情報だけを探しながら読む場合は良いですが、それが2つ、3つの情報を同時に探しながら読むシーンになると、苦労する方も多いかもしれません。
リーディングの最大の敵は2度読みであり、2度読みがある限りは、なかなか時間内に全問解ききることができないものです。
この2度読みは、本文だけでなく、設問を読む回数でも同じです。
なので、折角問題を先読みしても、本文を読んでいる間にその内容を忘れてしまって、設問を2度読みしてしまえば、やはり大きな時間のロスになり、時間不足に陥ります。
ということで、設問の2度読みも可能な限り避けたいものです。
では、そのためにどうすれば良いか?
答えはカンタンです。
設問を読んで、そこで問われる内容、本文から探さなければならない情報を、一言、二言で良いので、日本語でメモしておくのです。
本文の余白に、今から何の情報を探すかをメモしておきます。
設問の内容を忘れた場合は、それを読めば良いのです。
メモする時間がもったいないですか?
でも、英語の設問を読み直して内容を見直す時間と、日本語のメモを読み直す時間は、圧倒的に後者の方が短い時間で済みますよね。
前者が10秒かかるなら、後者が1秒とか。
そしてメモする時間も、一言、二言のメモなので、恐らく5秒もかからないでしょう。
なので、多くの場合、トータルの時間は、日本語のメモを書いた方が短くて済みます。
それに、メモをすることで、覚えやすくなるという副次的効果もあります。
メモをしたけど、メモした時点で覚えてしまったということもあるでしょう。
もちろん探す情報が少ない場合は、いちいちメモする必要はありません。
自分は、3つ以上の情報を同時に探せない、とか、2つになったらもう駄目だとか、自分の限界値を知っておけば、そのときだけメモ作戦をすればよいわけです。
短期的に不利でも、長期的に見たら有利ということを実施するのが戦略です。
リーディングの途中で、何度も設問を読み直しているような自覚がある場合は、このメモ作戦取り入れて下さいね。
Have a good day!