こんにちは。藤本です。
本日はリーディングの話です。
リーディングで練習問題を解いて、不正解だったときに、とても重要なのが、間違ったプロセスを明らかにすることです。
どこで間違ったのか?
この追求をして、その原因を解決することで、次から同じ原因で不正解になる確率を少し減らすことが出来ます。
代表的な3つの原因を挙げてみましょう。
1.ケアレスミス
これは、しっかり見ていれば間違えなかったのに、何かの勘違い、見落とし、思い込みで、間違ってしまったケースです。
ある意味一番勿体ない間違いの仕方ですね。
Trueと答えるべきところをYesと回答してしまったり、空欄補充の問題で、単語は合っているのにスペルミスをしてしまったり、といった間違いです。
間違った原因がハッキリしているので、それほど追求はしなくては良いですが、そんな勿体ない間違いをしたことを、深く心に刻んで絶対に本番では同じミスをしないようにすることが大事ですね。
2.理解出来なかった・間違って理解していた
恐らく一番多い原因がこれだと思います。
分からなかったところは、徹底して理解できるようにしなければなりません。
単語が理解できなかったのか
構文が理解できなかったのか
パラグラフの構造が理解できなかったのか、
どの箇所でつまづいたのかを確認して、次から同じ文章が出たら一度で理解できるように、知識を深めていきます。
3.読もうとしなかった
最近、この3つ目の原因が意外と多いのでは、と思っています。
該当する箇所をそもそも読もうとしていなかったというパターンです。
これは、スキミングのようなテクニックを使ったので、読めていない、というケースもありますが、ちょっと自分には理解できない構文だったので、曖昧なまま読み流してしまって読めていない、というケースもあります。
特にこの後者のケースが結構多い気がします。
対処法としては、単純ですが、まずはしっかり読もうとすることです。
読みさえすれば案外普通に理解できる文章も多いものです。
そして、理解できない構文があれば、しっかり勉強して理解できるようにします。
IELTSのリーディングって、ちょっと小難しい構文の箇所に限って解答の根拠になっていたります。
特に、関係代名詞など入れ子になった構造の文章や、分詞構文・独立分詞構文などが狙われることも多いです。
この辺りの知識が曖昧な方は、しっかり勉強しておきましょう。
ということで、代表的な3つの不正解原因でした。
こういうところを細かく詰めていければ、リーディングスコアの向上も早くなりますよ。
Have a good day!