IELTSの0.5点を左右する要素

こんにちは。藤本です。

IELTSの試験を見ていて思うことは、スコア1.0の差は結構大きいということです。

だから、たまたまという要素で実力より1.0以上高いスコアが出ることや、1.0以上低いスコアが出ることはほとんどありません。

 

しかし、0.5の差はとても小さくて、仮に2週連続で受験しても、0.5ぐらいのスコア変動はよく出ます。

逆に言うと、0.5ぐらいの差は、試験当日の状況次第で変わってしまうということです。

 

例えば、、、

リスニングで、普段得意なはずの最初の書き取り問題で、つまづいてしまって、残りも全部引っ張られてしまった、とか。

リーディングで、たった1つ知らない単語があって、それが文章全体で何度も出てくるキーワードだったために、全く内容がつかめなかった、とか。

ライティングで、たまたま準備していた得意なテーマが出題された、とか。

スピ―キングで、愛想のよい試験官と出会えて、すごく盛り上がった、とか。

こんな要素で、0.5ぐらいは簡単に上下してしまいます。

 

だからと言って、受験者は試験問題や試験官を選択することは出来ません。

これらは、自分ではコントロール不能な要素なのです。

 

だから、そんなことを期待するのではなくて、自分でコントロールできることに集中していくしかありません。

当日の試験会場でコントロールできることは何か?

 

それは、自分自身のコンディションです。

コンディションには、体調的なものと、精神的なものがあります。

 

体調的には、朝一番のリスニングからしっかり集中できるように、病気や寝不足などのないように体を整えていくことです。

精神的には、試験会場に着いた段階で、自分はやるべきことをすべてやってきた、と胸を張れる状態を作ることです。

当日、自分でコントロールできるのはこの2つしかありません。

 

そして、これらは、当日いきなり出来るものではなく、1週間前、1か月前から準備していって整うものです。

1週間後、1か月後に試験を控えている人は、当日の0.5点を左右するという意識で、コンディションを整えていって下さいね。

 

それでは。

Have a good day!