こんにちは。藤本です。
3連休はいかがお過ごしですか?
あと少し経てば桜の季節がやってきて名実ともに春ですね。
トロントも春らしい天気の良い日が増えてきて、空気は冷たいけど、何だか町が明るくなったように感じます。
春の訪れって、ちょっとずつ、ちょっとずつ、進みますね。
温かい日と寒い日を繰り返しながら、徐々に温かい日の割合が増えていくって感じで。
で、気付けばすっかり春みたいな。
この進み方ってIELTSのスコアの伸び方に似てるなって思います。
受験のたびに、スコアは上下します。
「今回は、かなり勉強したぞ」ってときでもスコアは落ちるときは落ちます。
でも、全体をトータルで見れば、少しずつその平均点は上昇していきます。
私は、IELTSの勉強は、知識の穴を埋めていく作業のようなイメージがあります。
例えば1.0スコアを上げるのに100個やるべきことがあるとします。
そのときに、1つのことを理解して、覚えると、知識の穴が少しだけ埋まって、スコアとしては0.01点ぐらい上がるんです。
でもIELTSのスコアは0.5点刻みなので、実力的に0.01点上がったところで、スコアには現れません。
5つのことを勉強したら、0.05点ぐらい上がるわけです。
それでも、スコアには現れません。
50個のことを理解して、覚えると、トータルで実力としては0.5点上がります。
その段階で、いきなりIELTSのスコアに反映されるって感じなんです。
もちろん試験内容によっては、覚えた50個のことが運よくたくさん出ることもあるし、覚えていない、まだ穴の部分ばかり問われることもあります。
だから、実際のIELTSのスコアは、受験するたびに上下します。
でもその裏で、実は100個の穴のうちの50個が埋まった状態が出来上がっているわけです。
もし、その状態で、何度も受験をすれば、平均値としては、以前よりも0.5点くらい上昇しているはずです。
これが70個、80個のことをマスターしていけば、どんどん知識の穴は少なくなりますね。
そうなると、試験で知らないことを問われることが少なくなり、スコアとしては安定していきます。
常に、以前よりは0.5点高いスコアが取れるようになるのです。
IELTSのスコアの伸び方ってそんなイメージなのかなと思います。
だから、本当に日々の積み重ねなんですね。
単語1つ1つ、文法事項の1つ1つの知識を積み上げていくこと、それはたった0.01点かもしれませんが、その延長にスコア1.0の差が生まれてくるんです。
では、今日も0.01点積み上げていきましょう。
Have a good day!