自分向けIELTS参考書を作る

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こんにちは。藤本です。

私は子供の頃から、調べたことをノートにまとめるクセがありました。

勉強というよりは、趣味でやってた感じですね。

 

天文学に興味を持った時期がありましたが、その頃は、色んな天体のデータを1冊のノートにまとめていました。

歴史に興味を持った時は、歴史上の人物の家系図を1冊のノートにまとめていました。

プロ野球に夢中だったときは、各選手のデータを一生懸命ノートにまとめていました。

 

いつから、なぜ、そんなことをしだしたのか覚えてませんが、そうやってまとめたノートをいつも持ち歩いては、ずっと眺めていました。

そして、いつしかそのノートに書かれたデータは、ほとんど頭に入っていました。

今でも、数字の羅列を見ると「あ、あの選手の打率と一緒だ」なんて記憶と紐づくことがあります。

 

そんなちょっと変わった習性がありましたが、これが英語の勉強ではとても役に立ちました。

勉強の中で、気になったことはどんどんノートにまとめていったんです。

 

文法書を見ていて気付いたことをどんどんノートにまとめる。

ライティングの添削を受けて、修正された箇所をどんどんノートにまとめる。

リーディングをしていて、知らなかったけど、知っておいた方が良さそうな単語や類似語をノートにまとめる。

ライティングで使えそうな表現をノートにまとめる。

リスニングをしていて、ちょっとした意識の持ち方で聞こえ方が変わったときは、その感覚をノートに記しておく。

 

この作業の結果、出来上がったノートが、いわば自分専用の参考書になりました。

現在使っているライティング対策講座のテキストなんかは、このノートを元に作り上げたものです。

 

人間は、そりゃもうびっくりするくらい学んだことを忘れる生き物です。

だから、気付きがあった時点で、それをどんどんメモする。

そしてそのメモをいつも持ち歩いて、時間があれば見直す。

そうすることで、記憶は定着していきます。

 

それに気付きのまとめは、後から見返すと、素晴らしい参考書になっています。

市販の参考書は、自分がすでに知っていることも、自分のレベルからは難しすぎて不必要なことも載っています。

でも自分専用の参考書には、知らなかったことだけど知っておくべき、という自分にとってちょうど良いレベルの内容だけが書かれています。

だから、見返す時も効率が良いわけです。

ノートだから軽くて持ち運びも便利ですしね。

 

ということで、参考書に書きこむのもいいですが、自分専用のノートを作るととても便利ですよ。

良ければやってみて下さい。