IELTSリスニングで長時間の集中力を持たせる方法

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こんにちは。藤本です。

いやー、ここのところ本当に暑いですねー。

先日クーラー消して寝てたら、夜中に物凄く変な夢をみて目が覚めました。

体中汗びっしょりで。のどカラカラで。

熱中症の一歩手前だったのかもしれません。

電気代がもったいない、クーラーは体に悪いとか言われつつも、さすがにここまでの暑さになるとクーラーに頼らざるを得ませんね。

熱中症になるのは本末転倒なので。

皆さまもお気をつけて。

 

さて、本日はリスニング対策の話です。

リスニングでよく聞く話が、

「短い時間なら英語は聞き取れる、でも長くなると途中で集中力が切れる」

という話です。

 

集中力が切れるということは、大きく2つ理由があります。

1つは集中力そのものの問題です。

もう1つは当たり前のようですが、そもそも英語が聞き取れてない、という問題です。

これどっちが大きいと思いますか?

 

短い時間なら聞き取れる、ということで、集中力の問題として捉える人が多いと思います。

でもよく考えてみて欲しいんです。

IELTSのリスニングって最も長いセクション4で、せいぜい5分のリスニングです。

日本語で5分の話を聞こうとしても集中力が途切れる人っていますか?

もし日本語でも5分の話が聞いてられない、という人は確かに集中力の問題が大きいかもしれません。

でも普通、日本語の話だったら5分は最後まで聞けますね。

 

ということは、集中力そのものの問題は大した問題ではないんです。

問題はやはり英語そのものが聞き取れていないということなんです。

 

じゃあなぜ短い時間なら聞き取れるのに、長い時間になると聞き取れなくなるのか?

私たちは普段あまり意識してないかもしれませんが、脳は聞き取った音を単語に解釈し、構文を解釈し、そして意味を解釈しています。

聞き取った音を意味に変換するのに、何段階も経ているわけですね。

で、短い時間なら脳の処理が追いついてくれます。

でもだんだん長くなると徐々に脳の処理が追いつかなくなってきます。

そんなときに、ちょっと複雑な構文が出たり、知らない単語が出ると、脳の処理がストップしてしまうんですね。

なので、そこから先は音は聞けていても、意味に解釈する機能が止まった感じになってしまいます。

なので、ここの解釈のスピードを高めていく、余裕を持って音に付いていける状態が作れると良いんです。

じゃあ、どうしたらいいのか?

 

結論から言うとシャドーイングがベストだと思います。

きちんとスクリプトを理解した状態で、耳から聞こえる音と同じスピードで口から発音していく。

そうすると、音の解釈、構文の解釈、意味の解釈の脳処理が鍛えられます。

シャドーイングのためのおすすめの参考書と方法はこちらに書いています。