こんにちは。藤本です。
IELTSライティングは自分では良く書けたと思っても大抵、思ったより低くスコアが出るものです。
何が悪かったのか、文字数が足らなかったのか、単語のチョイスが間違っていたのか、色々考えると思います。
ライティングスコアが6.0に届かなかった人はいくつかの課題があると思いますが、恐らくかなりの確率で当てはまっているのが論理展開の問題です。
ライティング講座を開講して7か月ほどになりますが、その間に受講頂いた生徒さんで論理展開に課題が無かった生徒さんは実は一人もいません。
論理展開は大丈夫、表現が課題、とおっしゃっている生徒さんもライティングの課題を拝見すると、必ず論理展開上の問題があります。
英文ライティングの場合、論理展開が緩いと、とても読みにくくなります。
逆に、この論理展開を矯正できるとどうなるか?
英文も読みやすくなってスコアも安定してきます。
でも、論理展開に問題があるという自覚がある人って多くはありません。
これは恐らく日本語の環境にも原因があるのではないかと思います。
まず日本語自体があまり論理的な言語ではありません。
なので、国語の授業も論理展開について分析したり、作文を書いても論理展開について指摘を受ける機会ってほとんどないと思います。
でも論理的な英文を見慣れている人から見たら、普通の日本語の感覚で書かれた英文は、かなり読みにくいのです。
ここをしっかり見直すことです。
ではどうすればよいか?
色々なところにある模範解答を研究するんです。
参考書でもいいし、ネットに転がっている模範解答でもOKです。
どんな論理展開で書かれているか?
それぞれのセンテンスがどのような役割を果たしているか?
これを研究することです。
スタイルは色々あると思います。その中で自分でも出来そうな、マネ出来そうな論理展開をごっそり自分のモノにするんです。
論理展開はその場の出たとこ勝負するのではなくて、しっかり自分のスタイルを作った後に、それをアウトプットできるようにするんです。
これがライティングで多くの人が見逃しがちな、それでいてとても大切なポイントだと思います。
ライティングでスコアを上げたければ是非実施してみて下さい。
もちろんライティング講座ではこの論理展開もがっつりお伝えしています。